寝ても疲れがとれない、体が重い…。寝覚めからそんな調子だと、1日のパフォーマンスに関わります。
ここでは、ヨガインストラクターの高木沙織さんが「とくに、起床後の腰がダルい・重いと感じたら、簡単なストレッチを試してください。ぐんと変わります!」と太鼓判を押すストレッチを教わりました。
朝の重たい腰が軽くなる!ヨガ講師イチオシの簡単ストレッチ
朝日が差し込む寝室で、グーンと伸びをしながら気持ちの良い目覚め…。そんなドラマや漫画のワンシーンみたいな朝って滅多にないというか、皆無といっていいかもしれません。
現実世界では目覚ましの音にたたき起こされ、蓄積した疲労が抜けない体を無理やり動かしているという人が多いでしょう。
とくにつらいのが腰。寝相や寝返りの頻度、寝具の硬さなどによっても左右されますが、起床後の腰が最強にダル重いと感じている人はたくさんいるはず。
起床後の腰がどうにもダルい・重いと感じたら、ヨガインストラクターでもある筆者がよくおこなっている次のストレッチを試してみてください。
●ヨガ講師も実践する朝のストレッチ
すべての画像を見る(全3枚)(1) 床、もしくはベッドの上で右側の体側を下に横向きになり、右足の前に左ひざを立てる~90秒キープ
→両手はそれぞれ肩の下につく
(2) 左手の位置を少しずつ体の正面(ヘソのほう)に移動させていき、腰まわりにねじりを加える
(3) 右手はそのまま、左手は左ひざに添えてさらにねじりを深める~90秒キープ
→左手で左ひざを押し開くようにするとねじりが深まる
→目線は右つま先に向けて、首・肩の力を抜く
(4) 反対側も同様に行う
腰や背骨周辺が心地よくねじられてダル重さにアプローチしてくれるだけではなく、腹部にも刺激が加わるため、内臓機能も活性化してくれるでしょう。
朝ではなく、夜眠る前に行うのももちろんOK。ねじりによる気持ちよさを大いに感じて、一日のスタート・終わりをちょっぴりいいものにしちゃいませんか?
※体に痛みや違和感がある人は無理に行わないでください