新型コロナウイルス、インフルエンザ、そして花粉症と、マスクを毎日使うのが当たり前になっています。しかし、買おうと思ってもなかなか手に入りません。
そんなときに役立つ、家にあるもので簡単につくれるマスクを2種類紹介します。緊急時の代用品に、手洗いやアルコール消毒と組み合わせて使ってみてください。
マスク入手が困難なときに。家にあるハンカチで代用可能に
●ガーゼハンカチでつくるマスク
1つめはガーゼハンカチを使ったマスクのつくり方です。
すべての画像を見る(全12枚)【材料】
・ガーゼハンカチ
・ゴム
・安全ピン
安全ピンは小さめだとじゃまになりません。
ゴムは100円ショップで探してもマスク用は見当たらず、ヘアゴムで代用しました。15センチの長さに切って結んだものを2つ用意します。
【つくり方】
(1)ハンカチを上下から1/3ずつ折ります。
(2)ゴムを置いて、横から1/4くらいずつ折ります。
(3)真ん中を1cmくらい重ね、内側から安全ピンで留めます。
(4)形を整えてでき上がりです。
●タオルハンカチでつくるマスク
2つめは、タオルハンカチでつくるマスク。デパートなどで売っている4つ折りで使うサイズのものを使いました。材料はほぼ同じです。
【材料】
・タオルハンカチ
・ゴム
・安全ピン
【つくり方】
(1)ハンカチを斜めに置き、上下から1/3ずつ折ります。
(2)結んだゴムをだいたい3等分になるように置きます。
(3)中央が少し重なるように折り、内側から安全ピンで留めます。
(4)形を整えてでき上がりです。
完成した二つの写真がこちらになります。
●注意点
ガーゼハンカチに比べ、タオルハンカチの方が生地が厚くかたちが崩れやすいので、崩れないように手に持って顔に当ててから、耳にゴムをかけるとよいでしょう。
家にあるものでできる簡易マスクのつくり方を紹介しました。
布マスクは保温性に優れていますが、使い捨てマスクや専用の市販品マスクのほうが顔にフィットして効果的です。こちらはあくまで代用品としてお試しください。
※マスクは咳やくしゃみの症状がある場合の飛沫感染防止にお使いください。マスクは感染を確実に防ぐものではありません。
※マスクはなるべく顔に密着するように大きさやゴムの長さなどを調節してください。
※混み合った場所には行かない、手洗い・うがい、顔や目を手で触らない、アルコール消毒を心掛けましょう。
※安全ピンを使用しているので、お子さんが使用する場合は十分注意をしてください。
※子ども向け簡易マスクのつくり方は、以下の記事をご参考にしてください。
ハンカチでつくる子ども用の簡易マスク。材料2つで縫わずに完成