もうすぐバレンタイン。贈る相手を思い浮かべながら、お菓子づくりをするのも楽しみの1つですね。
暮らしのプロ・ライフオーガナイザーの佐藤美香さんが、中途半端に残った材料でつくるスイーツを提案してくれました。
スポンジの切れ端やボウルに残った湯せんチョコでつくる絶品スイーツ
今年のバレンタインは、がんばった自分へのごほうびに、残った材料を活用したスイーツを楽しみましょう!
●スポンジの切れ端にアイスをプラス!残り物パフェ
大切なだれかにプレゼントするケーキ。形を整えた後には切れ端が残ってしまうもの。膨らみが悪かったマドレーヌやカップケーキが手元に残るなんてこともありますよね。
そのまま食べることもできますが、少しおしゃれに楽しみませんか?
写真は、シャンパングラスのような縦長のグラスに、アイスとケーキの切れ端を入れたもの。上には、これまた残っていたチョコレートを包丁で刻んでトッピング。残り物には見えないかわいさ!
フルーツや生クリームなどがあれば、一緒に入れてしまいましょう。豪華なおやつタイムになりますよ。
また、これらの材料を、プリンカップなどに入れて冷凍するのもいいですね。できるだけ空気に触れないように、具材を詰めるのがコツ。いつもとは少し違う食感が味わえます。
●マシュマロにはヨーグルトをプラス!簡単手づくりムース
お菓子づくりに使うこともあれば、ホワイトデーのお返しにもらうこともあるマシュマロ。開封後のマシュマロは乾燥しやすいので、できるだけ早く食べたいもの。
もともと砂糖とゼラチンが入っているマシュマロ、じつはとってもアレンジがしやすいのです。余りがちなチョコペンと合わせて、ムースにしてみませんか?
つくり方は、とっても簡単!
(1) 耐熱容器にマシュマロを数個入れ、ラップをして20秒前後電子レンジでチン。
(2) マシュマロが溶けたら混ぜ、同じくらいの量のプレーンヨーグルトを加え、さらに混ぜる。
(3) (2)を20秒前後電子レンジにかけ、よく混ぜて冷蔵庫で冷やし固めます。
混ぜてチンするだけで、ムースができるなんて簡単すぎて得した気分です。
(4) ムースを冷やしている間に、クッキングシートの上に、チョコペンでお絵かきをしましょう。こちらも、でき上がったら、冷蔵庫で冷やします。固まったらクッキングシートからはがし、ムースの上にのせます。
写真は白いマシュマロを使ったムース。ピンクのチョコペンで描いた記号をのせました。
色のついたマシュマロでつくってもかわいらしいですよ。
また、BBQのようにマシュマロをあぶり、クラッカーにチョコと一緒に挟むのもおいしいです。クラッカーやチョコが余っていたら試してみてくださいね。
●ベタベタ汚れとさよなら!ホットチョコレート
お菓子づくりというと、つくった後の洗い物が苦手な方も多いのではないでしょうか?
チョコレートを湯せんした後のカップやボウルはベタベタして洗いづらく、スポンジが汚れて面倒ですよね。また貧乏性の私は「もったいな」と感じてしまいます。
そこで、チョコレートを湯せんしたの容器に、温めた牛乳をINしてかき混ぜます。ちょっと一息入れるのに、ちょうどいいホットチョコレートの出来上がり! 洗い物もラクになって、一石二鳥です。
楽しいお菓子づくりも、面倒な洗い物や食材の無駄が出てしまっては残念です。
ぜひ、できあがったお菓子ですてきなバレンタイン、残った材料も別のスイーツとして楽しんでくださいね。