年末年始の暴飲暴食のツケで増量してしまい、「今こそダイエット!」と意気込む人も多いのではないでしょうか? お笑い芸人のはんにゃ・川島章良さんは、わずか3か月で14kgの減量に成功したそう。
そのヒミツは「だし」。詳しく聞きました。
だしを使うだけ!?おいしく続けられる「かわだしダイエット」
「もともと食べるのが大好きで、デビュー当時は67kgだった体重が最高で83kgになってしまったんです。さすがにまずいと思ってダイエットの勉強をするうちに思いついたのが『だしダイエット』。子どもの頃からだし料理が身近で、だしソムリエなどの資格をとっていたのがきっかけでした」と、川島さん。
●だしダイエットの3つのメリット
1.料理全体の塩分を抑えられ、むくみ予防になる 2.血糖値の上昇を抑えることができるが、味気のない食物繊維にコクとうま味をプラス 3.アミノ酸が多いので、エネルギー代謝が高まる「この3つの効果があるので、朝と昼は好きなものを食べて、夜はできるだけ糖質を抜き、だしの効いた料理を食べればOK。気が向いたときに階段を使ったり、無理のない範囲で体を動かせばさらに効果はアップします」
●毎日だしをとれない人は、手軽なだしパックを使っても
毎日の料理には、だしパックを使うのがオススメだそう。
「そのまま煮てだしを抽出するだけでなく、袋を破いて中身を出し、調味料として加えるという使い方も。簡単で続けやすく、料理のうま味が格段に上がります。できれば粒子の細かいタイプを選ぶと、調味料として使ったときに食材と混ざりやすく、使いやすいですよ」
●本格的なだしをとりたいときは、たっぷりとって保存して
川島流本格一番だしは、一度にたくさんつくるのがコツ。
「鍋に水2Lと昆布15gを入れて30分以上水につけたら、ごく弱火で10分以上かけて温度を上げます。菜箸を入れたときにポツポツと気泡が立つくらいになったら、カツオの枯れ節15g、花ガツオ15gを合わせたものを加えて、1分おいてください。あとはキッチンペーパーをのせたザルでこせば完成です!」
たっぷりの昆布やカツオ節を使ってとったぜいたくなだしは、小分けにして冷凍しておけば、ムダなく使いきれます。
「冷凍庫で3週間ほど保存できます。もったいないので、ぼくも小分け冷凍しているんです(笑)。だしは、たっぷりとった方がおいしいですよ」
ESSE2月号では、だしを使った川島さんのオリジナルダイエットメニューや、話題のダイエット方法をさらに詳しくご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。