冬は寒くて家にいることが多いため、運動不足になりがちですよね。話題の「きくち体操」は家のどこでもできる難しくないエクササイズ。毎日1つの動きで、美しい体に変わるプログラムをご紹介します。

顔色がパッと明るくなる!首伸ばしエクササイズ

赤シャツ女性
奇跡の85歳・菊池和子先生が教える「きくち体操」
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首を動かすと、連動する胸や背中、肩や腕の筋肉が活性化して、猫背や肩凝りが解消。血流がよくなり、顔もスッキリしますよ。

1:手を胸に軽く押し当て、胸を引き下げながらあごを上げて首を伸ばす

イスに座って首を伸ばす女性

背すじを伸ばして、両ひざをそろえてイスに座る。両手を軽く当てながら、胸を引き下げる。同時に、口を閉じたままあごで首の前側の筋肉を引っぱるように、首を伸ばす。

【ポイント】

・肩の力を抜く
・背すじを伸ばす
・ひざの内側をくっつける
・足裏全体でふんばる

<NG>肩が上がっている
肩があがっている女性

首を後ろに倒すことを怖がると、肩が上がって首を支えようとします。肩の力を抜いて、肩と一緒に肩甲骨を下げて、首を動かしましょう。

<NG>両ひざを広げっぱなし
広げっぱなしの両ひざ

首を動かすことだけを考えると、おなかやお尻、内ももの力が抜けて、両ひざが離れてしまいます。下半身にも意識を向けて、ひざをしっかり閉じて。

2:手を頭の後ろに当て首のつけ根を伸ばす

手を頭の後ろに当てる女性

両手を頭の後ろに当て、手の重みを利用しながら首の後ろのつけ根を伸ばす。

【ポイント】

・手は軽くのせるだけ
・肩甲骨を下げる
・おなかを引く

3:左手を側頭部に軽く置き、首の横の筋肉を伸ばす

片手で頭を傾ける女性

左手を反対側の側頭部に軽く置き、手の重さを利用して首の横の筋肉を伸ばす。首と一緒に肩がついてこないように注意。反対側も同様に行う。

【ポイント】

・肩の力を抜く

※妊娠中やその可能性のある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください。