家にいる時間が多くなるこの時期。この際、家の散らかりが気になるところを整えてみませんか? ライフオーガナイザーの香村薫さんが実践している方法を教えてもらいました。

あれもこれももたなくてOK。レンタルをうまく使う

ものを「所有する」という考えに縛られず、ときには「借りる」という発想もアリ! です。

●来客用の布団はもたない

押し入れ
来客用布団をもたなければ、押し入れスッキリ!
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来客用の布団はもたずにレンタル。
「急な泊まりの来客はめったにないので、事前にわかっていればレンタルします。家族分の寝具だけなら、押し入れがスカスカ。冬用の羽毛布団は圧縮してスーツケースに入れます」

●流行の服は買わずにレンタルする

段ボールから衣類を出した様子
トレンドアイテムはレンタルで楽しむのが正解!

夫婦ともに服はレンタルサービスを利用。
「トレンドの服は買わずに借りるので、流行遅れの服が家にたまりません。冬物のかさばるニット類なども不要に。『EDIST.CLOSET』というサービスで、月7600円で4着借りています」

クローゼット

レンタルした服でトレンドを取り入れ、手もちの服は飽きのこないベーシックなものに。所有している服は夫婦合わせてこれだけ!

●季節に合わせて絵画を楽しむ

絵画をレンタルした様子

絵画は高額なうえに趣味も変わりやすいので、借りるという選択。

「『Casie』というレンタルサービスで、月1980円から借りることができます。季節に合わせたセレクトで、家の中がリフレッシュします」

むやみやたらにストックをもたない

部屋が散らかる原因にもいろいろありますが、そもそもものが多すぎて、収納場所に収まりきらないというのもひとつ。それなら、家の中になるべくものを持ち込まないのが得策。余分にストックしなければ、ものの循環がよくなり、家の中がスッキリ! します。

●きょうだい間でのお下がりは残さない

服を収納した様子
左から長女、二男、長男の服

きょうだい間ではお下がりを残さないことを意識。
「1シーズン着てまだ着られる状態なのは、着倒せなかったということ。ちょうど着倒せる量を極めると、上下5着ずつで十分でした。お下がりがないと不満も出ません」

●洗剤の残りが少なくなったらお知らせのラベルが出る仕掛けに

お知らせラベル

洗剤の残りが少なくなったら、「そろそろ買おう!」のお知らせラベルが出現。

「見た人が補充したり、報告したりするルールに。子どものノートも残り3ページになったらお知らせが出るようにしているので、在庫はもちません」

●冷凍庫は月に1度からっぽに

冷蔵庫

「月1回、肉などをまとめ買いして自家製冷凍食品をつくり、1か月かけて食べきります」

次のまとめ買いの前は、ほぼからの状態に。冷蔵室と野菜室の中身も、ゴミ出しに合わせて週1回は使いきるように心がけます。

あまり使わないもの、まだまだなくてもいいものに、限られた収納スペースを占拠されるのはもったいない! ものの持ち方を変えてみること。ぜひ試してみてください。