毎日の家事は、がんばろうと思えばどこまでもがんばれてしまうもの。でも、「これはやらなくてもいいかも」と手放してみたら、家事の負担だけでなく、気持ちまでラクに。今回は、夫と子ども2人の4人家族、整理収納アドバイザー、暮らし評論家として情報発信をする大木聖美さんに、「50代になってやめてよかった家事」を3つ教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)1:一汁三菜にこだわることをやめた
実家にいたときは、食卓にはいつもたくさんのおかずのお皿が並んでいました。その習慣もあって「食事は一汁三菜にしなければ」と、いつしか自分を縛るように。気づけば、料理をつくること自体が苦痛になっていました。
そこで考え方を変え、品数にこだわるのをやめてみることに。おかずを1品減らす代わりにみそ汁を具だくさんにしたり、忙しい日や家族の帰りが遅い日は、丼ものにしたり。
品数は減るけれど無理なく栄養がとれる工夫をするようにしてみたら、料理だけでなく食後の洗い物も少なくなり、あと片付けまでラクになりました。
献立を考えるハードルもぐっと下がりました。毎日完璧な食事をつくろうとしなくてもいい。そう思えるようになったことが、私にとって大きな変化でした。
2:肌着や靴下をたたむことをやめてみた
以前は、Tシャツなどと同じように、肌着や靴下もきっちりたたんで収納していました。でも、こうした小物類は数が多く、ひとつひとつたたむのが、じつに面倒。しかも、手に取ったらすぐに広げて着るものです。
「場所さえわかれば、たたまずにしまってもいいのでは?」と思い、引き出しにそのまま入れる方法に変えてみました。
ただし、肌着は右、靴下は左というように、場所はざっくりと分けています。その結果、たたむのをやめても、どこになにが入っているか分かれば取り出しやすさは変わらないということが分かりました。
さらに驚いたのは、家族もしばらくその変化に気づいていなかったこと。「じつはたたむのやめたんだよ」と、こちらから伝えてみると、まったく困っていないどころかすぐに着たり履いたりできてラクになったと言うのです。
自分の思い込みでたたんでいたけれど、じつは家事の量を増やしていただけだったのかも。「たたまなければ」という固定観念が、家事を大変にしていることもあるのだなと気づかされました。



