すぐに使用をやめて!プロが教える「危険サイン」

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充電中や使用中に違和感があったら、すぐに中止するのがいちばん。

見逃したくない「危険サイン」は以下の3つ。

・外観の異常:本体の膨張・変形・ひび割れ
・異臭:焦げくさいにおい・甘いにおい
・発熱:触り続けられないほどの異常な発熱

まず注意すべきは、外観の異常です。

「バッテリーが膨らんでいるときは、内部でガスが発生しており、発火の危険が極めて高い状態です。机に置いたときにガタつく、ケースの合わせ目にすき間ができているなど、触って形が変わっていると分かったら直ちに使用をやめましょう。また本体がひび割れるほどの強い衝撃を受けたものも危険です」

外観以外に、異臭にも気をつけましょう。

「『甘いにおい』がしたときは、内部のリチウムイオン電池が液漏れを起こしている極めて危険な兆候です。『焦げくさいにおい』がしたときは、内部の保護回路などが焼けている可能性があります」

また、充電中に本体が熱くなっていないか注意しましょう。

「充電中にある程度の熱をもつことは正常ですが、『手で持てないほど熱い』と感じる場合は注意。すでに内部ショートが始まっている疑いがあります」

こうした症状が1つでもある場合は、ただちに使用や充電を中止し、充電ケーブルを抜き、周囲に燃えやすいものがない安全な場所に隔離しましょう。

ネットで話題の「耐火バッグ」は本当に効果がある?

耐火バッグは、リチウムイオン電池の発火に耐えられる材質を選ぶことが大切(画像提供:電響社)
耐火バッグは、リチウムイオン電池の発火に耐えられる材質を選ぶことが大切(画像提供:電響社)

保管や持ち歩き用としてネット通販などで見かける「耐火バッグ」や「防炎ポーチ」。実際のところ、どのように役立ってくれるのでしょうか?

「発火自体を防ぐものではありませんが、万が一発火した際に火花の飛び散りや周囲への延焼を防ぎ、被害を遅らせるという意味では一定の効果が期待できます」

選ぶ際のポイントについても伺いました。

「耐火温度の数値を必ず確認してください。リチウムイオン電池が燃える際の温度は約1000℃にも達するため、それに耐えられる材質のものを選びましょう」

あくまで万が一の被害を抑える「補助グッズ」としてとらえ、まずは日頃の正しい使い方を徹底することが最大の安全対策になります。

「落としたら無理に使わない」「異変を感じたらすぐ使用を中止する」。ちょっとした気配りで、思わぬトラブルはぐっと防げそうです。取り扱いに注意して、快適で便利な毎日を過ごしたいですね。