「なんとかなる」という解放感と、これからの楽しみ

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大きな家具がひとつ消えても、日常は意外なほど普通に、何事もなかったかのように回っていきます。「不便になるかもしれない」という不安はどこへやら、待っていたのは「なくてもなんとかなる」という圧倒的な解放感でした。

そして、余白のある暮らしの心地よさに気づいた自分でした。これまでは、空間があればなにかを飾らなきゃと思い込んでいましたが、なにもない空間そのものが、こんなにも心を穏やかにしてくれるなんて。

60代で暮らしの転換期を迎え、困惑するどころか、不思議なほどワクワクしています。この空いた空間にどんな自分の「好き」を置こうか? そんな風に楽しい未来を想像している自分がいます。

これからの人生は、だれかへの妥協や遠慮、世間体で選んだものではなく、本当に好きなものを自分のために選びたい。

ものを手放したことで、純粋な「好き」だけでこれからの暮らしをつくり上げていく、そんな楽しみで心はあふれています。

これからは「自分を主役」にする暮らしを

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私と同様、60代を迎え、これからの暮らしを身軽にしていきたいと考える人も多いと思います。

私にとって「ものを手放す」ということは、単に部屋を片付けることではなく、過去のしがらみや「こうあるべき」という義務感を脱ぎ捨てることでした。

だれかのため、家族のためではなく、まず自分の心地よさをいちばんに考えること。それこそが、これからの人生を軽やかに生きるコツなのかもしれません。

すっきりと軽やかになった部屋で風とおしの心地よさを味わいながら、今日も新しい「自分だけのお気に入り」を探す楽しみに心が躍ります。

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