押し入れを片っ端から確認してみると
すべての画像を見る(全6枚)「明日からダイエットをがんばろう」といいつつ、始められない。そんな感覚で、ずっと片付けを先延ばしにしてきたというぐりーんさん。
「でも、片付けなければならない日は絶対やってきます。それにもし将来“家を売りたい”と思ったとき、こんなにものがあっては、すぐに動けません。実家じまいをするつもりで、家を片付け始めることにしたんです」
腹をくくったぐりーんさんがまずやったことは、家じゅうの扉という扉をすべてあけること。
「なにが入っているか分からない箱が大量にあるのです。押し入れ、タンス、収納ボックス…扉やフタをすべてあけて、片っ端から中身を確認しました。すると、ギョッとするような量のものが収納されていたんです」
ぐりーんさんは、実家片付けでいちばん大事なステップは、こうして現実と向き合うことだったと振り返ります。
「これは手放せない、こっちは捨てられる…。ものの全体像を把握することで、片付けの道筋がぼんやりと見えてきました」
なにがどこにあるか分かっているだけでも、気持ちがずいぶんラクに。
「片付けなければ、と漠然と抱えていた不安の大部分が解消されました」
片付けは時間がかかる。ある程度の「あきらめ」も必要
ぐりーんさんは2年ほどかけて、大型家具や調理用品などの粗大ゴミを130kgほど処分しました。それでも片付いたのは全体の2割ほど。まだまだ先は長そうです。
「親も私も確実に年を取るし、どんどん片付けがしんどくなっていくはずです。手をつけたからには短時間で終わらせたいですが、まずは一歩ずつ、着実に捨てていくようにしています」
とくに、思い出の詰まったものは処分が難しいもの。ぐりーんさんは今すぐ片付けたい、という気持ちはいったん封印して、親の気持ちを尊重しながら進めていくつもりです。
「親の思い出話も聞きながら、お互い納得して手放していくしかないと思っています」
実家の片付けに手が付けられていない人は、まずはどんなものがあるのかを把握するだけでも気持ちの負担が少し軽くなるかもしれません。


