メリット2:来客時でも「音の心配」をしなくていい
すべての画像を見る(全9枚)もうひとつ、トイレの音問題も話題に上がる気がします。
わが家は幸い、1階トイレがリビングから少し離れた場所にあり、くつろいでいる時間も音が気になりにくい間取りです。
ただ実際には、間取りの都合で「トイレをリビングから離すのが難しい」家庭も多いはず。
そういうときこそ、トイレが“もう1つ”あることが、気持ちのラクさにつながると感じます。たとえば来客中、2階で過ごしているときに「トイレに行きたくなった…」となったとき。1階に1つしかなかったら、リビングを通る動線だと気をつかいます。
家族だけなら気にならないことでも、来客中は「今行って大丈夫かな」「音が聞こえたら気まずいかも」と無意識に遠慮してしまう可能性があるでしょう。
でも、別の階にもう1つトイレがあれば“気づかい”も減ります。来客中のことを考えてみると、トイレが離れて2つあることは大きなメリットだと思いました。
「夫婦2人だけ」だったらトイレは1つで十分?
そしてもうひとつ、家を建てたときには想像しきれていなかったのが、「将来の体調の変化」です。
高齢になってきた親族から聞いた話がとても印象に残っています。
その人は、パートナーが一度病気をしてから、トイレに行く回数や、トイレにこもる時間が増えたそうです。これまでは「1つで十分」だと思っていたけれど、今は自分が使いたいときに使えないことで困っているそう。
「2つあるとよかった」という言葉が、妙に現実味をもって心に残りました。
家づくり中に筆者も「将来、子どもが巣立ったら夫婦2人だけだから、トイレは1つでもいいかな」と迷ったことがありました。でも、夫婦2人になった“さらに先”もあります。
ほかにも、体調を崩したとき、感染症のとき、年齢を重ねてトイレが近くなったとき。そんな場面で、もう1つ別のトイレがあることが、安心につながるのだと気づかされました。
「今の暮らし」だけでなく、これから起こりうる変化まで視野に入れておくことが、家づくりの後悔を減らすポイントになると思います。



