飛行機に帽子を忘れて出合った「500円の一生もの」
すべての画像を見る(全3枚)私が真冬以外毎日かぶっている帽子は、2009年に500円で買ったものです。
買ったきっかけは、ちょっとした失敗でした。その年の夏、日本に帰省した際、成田に着いた飛行機の中にその帽子を置き忘れてしまったのです。そのまま名古屋行きの便に乗り換え、家に帰ってから気がつきました。
失くした帽子は1500円だったので、あっさりあきらめました。でも帽子がないと暑い。名古屋の金山で友人に会うついでに、オリンピアというお店で夏物セールの帽子を買いました。それがこの帽子です。
コットン100%で、丸洗いできます。つばがたっぷりあるので日除け効果は抜群。カナダは日差しが強いので、春から秋まで長い期間活躍します。
16年使っているので、多少の色あせはあります。でも、もともと薄いベージュなので目立ちませんし、くたっとした素材だから型崩れもしません。
この帽子にはリボンの飾りがついていて、片方の糸が切れたことがあります。実害はないのでそのまま放置していたら、こちらも、母が直してくれました。
長く使えるものに共通すること
改めて振り返ってみると、長く使い続けているものには、こんな共通点があります。
どれもデザインがシンプルで、色も地味です。黒いバッグ、ベージュの帽子、電子辞書も飾り気のない実用品。写真映えしません。
ですが、シンプルだから飽きがこないし、流行にも左右されない。
さらに、どれも機能的で、自分の生活で役立つ場面が確実にあります。バッグは外出に、電子辞書は毎日の学習に、帽子は散歩に使っています。使う場面がはっきりしているので、手放す理由がありません。
手入れが簡単なことも共通しています。バッグはナイロンで汚れにくく、帽子は丸洗いでき、電子辞書はとくに手入れの必要はありません。
バッグは懸賞でもらったもの、帽子は500円のセール品です。長く使えるかどうかは、値段では決まりません。自分の暮らしに合っているかどうかが鍵だと思います。
