毎週月曜に放送中のヒューマンサスペンスドラマ『夫に間違いありません』。主演の松下奈緒さんが演じるのは、2人の子どもと義母の面倒を見ながら、おでん屋をきり盛りする主人公・朝比聖子。ジェットコースターのように展開する本作の魅力と、演じるうえでの思いについて語っていただけました。

松下奈緒さん
松下奈緒さん

もし、「死んだはずの夫」が帰ってきたらどうする?

行方不明だった夫の遺体を誤認し、保険金を受け取った1年後、死んだはずの夫が帰ってくるところから始まったヒューマンサスペンス『夫に間違いありません』。

実際に起きた遺体の取り違え事件から着想を得た、息もつかせぬ展開の本作で、2人の子どもと義母の面倒を見ながら、おでん屋をきり盛りする主人公・朝比聖子を演じているのが松下奈緒さんです。

「死んだはずの夫が帰ってきたら、自分だったらどうするのか。いろいろ想像しましたが、答えは出ませんでした。平常心ではいられないし、パニックになるでしょうから、警察に報告しなかったことを責められないという気持ちはあります。聖子は2人の子どもの母親でもあるので、家族を守ることがいちばん大事ですから。ただ、その後の状況がどんどん変わってきて、夫はなぜ家を出ていったのか、なぜ隠れていたのかを知ることの方がつらくて複雑な気持ちが芽生えます。そういう心の機微を整理しながら演じています」

使ってしまった保険金を一括返金できず、子どもたちの生活と幸せを守るため、夫の一樹(安田 顕)をかくまった聖子に、次から次へと苦難が押し寄せます。

一樹がキャバクラ嬢・藤谷瑠美子(白宮みずほ)と関係していた裏ぎりを知り、瑠美子から大金をゆすられ、やがて、一樹が誤って瑠美子を殺害してしまいます。

また、ゴシップ誌の記者・天童弥生(宮沢氷魚)にかぎ回られ、聖子はジリジリと追いつめられていきます。