仕事や家庭で忙しく、つい自分のことあと後回しにしてしまう…そんな人も多いのではないでしょうか。YouTube『60歳からの幸せライフ』で暮らしや生き方を発信するライフさんは、「40代・50代は気をはりすぎていたかもしれない」と振り返ります。今回は、ライフさんが60代になって気づいた「手放してよかったこと」3つを紹介します。

ライフさん
60代になり肩の力が抜けました
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60代、40代~50代を振り返って得た「気づき」

60代になった今も、完成形とは言えません。今も心が揺れますし、反省もします。それでも、40代、50代ととおってきたなかで、「これはもう少し早くゆるめてもよかったのかもしれない」と感じることがあります。

この十数年、同じように迷いながら歩いてきた1人としての、ささやかな実感です。

1:「ちゃんとやらなきゃ」にとらわれる

棚の上のペンとノート

40代の頃、私は「ちゃんとしていなければ」と自分を縛っていたように思います。子どもが通う学校ではPTAの活動に長く関わり、「頼まれたことはきちんとやらなくては」と、いつも気をはっていました。

家のことも、人づき合いも、どこかで“きちんとした人”であろうとしていたのかもしれません。

けれど、完璧を目指すほど、心が休まらなかった記憶があります。周囲に迷惑をかけないようにとがんばる一方で、自分に合格を出せない日も多くありました。

あるとき、「今日はこれくらいで十分かもしれない」と自分に言ってみました。すると、少し肩の力が抜けたように感じました。今は“完璧でない自分”を楽しんでいます。もっと早く、自分に余白を許してもよかったのかもしれません。

2:人と比べるクセ

窓から日差しを浴びる様子

私は長く専業主婦でした。家族を支えることにやりがいを感じていた一方で、社会で活躍している女性たちがまぶしく見えることもありました。友人が仕事で評価された話を聞くたびに、「それに比べて私は」と心のどこかで比べていたのだと思います。

SNSに並ぶ充実した日常や肩書きも、どこか遠い世界のように感じていました。比べるたびに、自分の歩みまで小さく感じてしまったこともあります。

そこで、「私は私の場所で生きてきたのかもしれない」と、少しずつ考えるようになりました。すぐに気持ちがきり替わったわけではありませんが、自分の役割や時間にも意味があったのではないかと思えるようになっていきました。

今もときどき揺れます。それでも戻る場所は、自分の感覚でありたいと願っています。もっと早く、自分の選んだ道を認めてあげてもよかったのかもしれません。