叱るだけでは「悪い行為」は改善しない
すべての画像を見る(全2枚)ある家庭では、宿題をやらない子どもをものすごく叱ったところ、次第に「宿題をやった」とウソをつかれるように。ですが、そのウソを問いつめると「だって、ママがすごく怒るから!」と、泣きながら訴えられたそうです。
この家族は少し時間がかかったようですが、「怒らないから正直に言ってね」と優しく伝え続けることで、親子の信頼関係が修復され、お子さんも本当のことを話すようになったといいます。
また、ある家庭では、弟がお兄ちゃんのお気に入りの文房具を隠して持っていたことが発覚。両親できつく叱ったのですが、その後、また弟が文房具を持っていたことが判明。今度は落ち着いて理由を聞いたところ、「ぼくも文房具はもっているけれど、お兄ちゃんはもっといっぱいもっていてうらやましかった」と話してくれたそうです。
とった文房具を使うわけでもなく、ただもっていたかっただけ。家族で話し合いながら注意したところ、3度目は起きていないと聞いています。間違った行為を叱ることは必要ですが、叱るだけでは決して抑止力にはならないのです。
●子どものウソは「親子の信頼関係を築くチャンス」
ウソをつく行為はじつは高度な行動で、ある程度成長していないとできないこと。怒りがわき上がったときには、「ウソをつくぐらい成長したのか」と少し冷静にとらえてから、親子の信頼関係を築くチャンスと考え直し、その理由について落ち着いて話し合ってみてくださいね。
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