「収納を増やす」ことをやめた
すべての画像を見る(全5枚)ミニマルライフに目覚める前の私は、リビングが散らかるたびに、「収納がたりない」と思い、収納ボックスをたしたり、棚を増やしたり、リビングの収納力を上げる努力をしていました。
でも不思議なことに、収納を増やすほどものも増えていくのです。そして、収納を増やすほど、片付けるのが面倒になっていきます。
まだ入るからものを増やす。まだ置けるからものを残す。そうして気づけば、収拾がつかない状態になっていました。
そこで発想を変えて、「収納力を上げる」のをやめ、収納グッズを減らすことに。収納に余裕がなくなると、必然的に置いておきたいものだけがリビングに残るようになります。
リビングに置かなくなったものは、別の収納へ移すことも考えました。しかし見直すと、そこまでしてもち続けたいものはほとんどなく、大半は処分することになりました。
今のわが家のリビング収納は、ものを隠すための収納ではなく、インテリアの一部として空間になじんでいます。
リビングは収納場所ではなくて、リラックスする場所。リラックスできる空間づくりを最優先にすることで、リビングのキレイを保てるようになりました。
「できない自分を責める」をやめた
もうひとつやめたことは、「自分を責める」こと。なかなか片付かないとき、散らかっていたのは部屋以上に、自分の気持ちだったのかもしれません。
「またできなかった」、「みんなできているのにどうして私はできないんだろう」。そんな言葉を、自分に何度も投げていました。
でも、自分を責めても部屋は片付かない。むしろ片付ける気力が削られて、余計に散らかるだけだと気づいたのです。
自分を責めるのをやめて、「できない日もあるし、疲れている日もある。それはダメなことじゃない」、と受け止めるように。そうすると気持ちが軽くなり、止まっていた片付けが少しずつ動き出しました。
片付けは修行のようなものだと思っていました。けれど「完璧を目指さない。昨日より少しマシならOK」と思えるようになってからは、生活の一部として向き合えるようになりました。
自分に優しくすることが、結果的に家を整える近道だったように思います。

