親なら一度は頭を悩ませる「子どもの習い事」問題。なかでも、子どもから「やってみたい」と言われた習い事に親が賛同できない、というケースは多いのではないでしょうか。今回、多数の教育機関と連携しながら子どもの未来のサポートと研究を行っている「いこーよ 子どもの未来と生きる力研究所」に、子どもの習い事に対する親の向き合い方について、詳しく教えてもらいました。

※ この記事は『自立した子どもになるための やらない子育て』(扶桑社刊)より一部を抜粋し、再編集しています。

スイミングを習う兄と妹
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)
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向いていなくても「まずは体験してみる」

仲のよい友達やきょうだいの習い事に、子どもが興味を持つことはよくあることです。親しい人が楽しそうに取り組む姿を目にすれば、「自分もやってみたい!」と意欲をもつのは自然なことでしょう。

親から見て、その習い事が「子どもに向いていないかも」と感じたとしても、まずは体験してみることが大切です。

なぜなら、子どもの内側からわき上がる「やりたい!」という衝動や好奇心は、親がいくらきっかけを与えてもつくり出すことができないから。今、このチャンスを逃せば、「やりたい!」と思えるものがしばらく見つからない可能性もあるのです。

また、きょうだい間の場合、チャンスの格差が生じてしまうと、経験を得られなかった子どもは、「自分だけ不平等に扱われた」とくやしい思いを抱く可能性も。

「お金や時間がかかる…」と必要な手間が頭をよぎりますが、腹をくくって、子どもの意欲を喜び、全力で応援してみませんか。