普通に見えるけれど普通じゃない「袖」

坂田さん全身
「クロワッサンスリーブ」のノーカラーコート。「ビーグルケープ」を巻いて。前後逆にしても着られます
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今までに見たことのないものをつくりたい。普通に見えても、「mon Sakata」でしか打ち出せないものを。クロワッサンシリーズもそのひとつです。

腕
肩にカーブをつけた袖。脇にゆとりができ、やわらかな表情が生まれる

肩がこんもり、袖口にかけての曲線がクロワッサンに似ていることから名づけました。一般的に、袖の型は決まりきっていて、肩から脇にかけてきり替えが入っています。では、このきり替えをなくしたら? との発想から、肩そのものにカーブをつけ、身頃と袖をつなぎ、脇にマチをつけました。あっ、いい感じ! 袖全体にバイアスがかかって、伸びがいい。ゆとりができて、寄りジワで脇線に表情が生まれました。動きやすさも魅力です。

主にコートで、生地が変わると、パターンに修正をかけつつ、バージョンアップ。今では、十数アイテム。「mon Sakata」の人気定番に育っています。

ほかにも、『いつもスタートラインにいる私 78歳、糸好き・布好き・服が好き』(KADOKAWA刊)では、坂田さんのシンプルであか抜けたおしゃれの秘訣、店を続けるということ、「古道具坂田」の店主であった亡き夫との暮らし、いま、大切にしていることなどを美しい写真とともに紹介しています。

表紙

いつもスタートラインにいる私 78歳、糸好き・布好き・服が好き

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