年末年始は帰省や来客、突然の訪問など、人を迎える予定が増えますよね。ただ、家を整える時間がない方も多いと思います。「すっきり見せるために、全部の部屋を片付ける必要はない」と話すのは、3児の母で整理収納アドバイザー1級の高岡麻里恵さん。ポイントは「人の目に入る場所だけ」整えること。無理なくできて、心もラクになる「見える場所だけ片付け」を紹介してもらいました。
すべての画像を見る(全3枚)1:第一印象が決まる玄関。たたきに出す靴は3足まで
家に入って最初に目に入るのが玄関。ここが整っているだけで、「ちゃんと片付けている家」という印象をもたれやすくなります。わが家では、
・出しっぱなしの靴は3足まで
・不要なチラシや段ボールは撤去する
・傘は使う本数だけに絞る
というルールを決めています。すべてを完璧に整えようとしなくても大丈夫。玄関のたたきが見えるだけで十分すっきりしますよ。
2:リビングは“視界”が大切。インテリアの上にものを置かない
リビングにあるものは収納よりも、パッと見たときの「視界」を意識しています。たとえば、
・テーブルの上
・ソファの上
・テレビボードの上
この3か所にものがなければ、部屋全体が片付いて見えます。細かい収納はあと回しでもOK。とりあえずカゴにまとめるだけでも効果的です。

