節税対策としてふるさと納税を利用している人も多いのではないでしょうか。おトク感のある食材や日用品など、魅力的な返礼品が届くのはうれしい反面、「量が多すぎて置き場に困った…」という声も少なくありません。ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんも、返礼品の量や保管場所をめぐって、家族でもめた経験があるそう。今回は、実際に尾花さん宅で起きた問題と、返礼品選びの工夫について教えてもらいました。
すべての画像を見る(全4枚)入らない!おトクなはずの返礼品で起きたトラブル
わが家で発生した、ふるさと納税のトラブルは、まず「冷凍食品」から始まりました。
届いた返礼品を見てびっくり! 想像していたより長さも量もあり、すぐには冷凍庫に入れられないものもありました。仕方なく、もともと冷凍保存をしていた食品を外に出してスペースを確保しましたが、出した食品は早く使わなければなりません。急遽、献立を考えての料理となり、忙しい中での想定外の作業はかなり大変でした。
さらに追い打ちをかけたのが、30kgのお米。大きすぎてキッチンには置けず、北側の涼しい部屋に保管し、数kgずつ小分けして運ぶことにしました。この作業がとっても大変で…! とくに、掃除機をかけるときジャマになり、次第に「これって本当にトクになってる?」と疑問をもつようになったのです。
こうした経験から、返礼品選びの際には、「サイズ・量」をしっかりチェックすることを意識するようになりました。
家族間で、「収納トラブルが起きないルール」を取り決め
この収納トラブルをきっかけに、わが家ではふるさと納税の注文方法について、夫と話し合いをしました。
「おトク」「食べたい」「欲しい」という気持ちはもちろん大切にして、その上で収納場所や管理のしやすさまで含めて考える。それが本当の意味で満足感につながると感じたからです。
そこでまず決めたのが、返礼品選びのルール。
冷凍品は必ず、冷凍庫に無理なく入るサイズかを確認すること。常温食品や日用品については「食べきる・使いきるまでにどれくらい時間がかかるか」、その期間中、「かさばるものがあってもストレスにならないか」を考えるようにしました。その結果、冷凍庫にすぐ収まる返礼品を選べるようになり、到着時にあわてることがなくなりました。
お米も30kgをひとまとめではなく、5kg×2袋が3回に分けて届くコースに変更。合計量は同じでも、キッチンに無理なく収納できるようになってひと安心。ちょっとした意識の差で、暮らしの快適さが大きく変わりました。


