大掃除より「5分の日常リセット」で整える

年末年始の家事を「できるだけ」にきり替えて気持ちがラクになりました。ただ、実際に動こうとすると、やはり面倒くさい。「エイヤッ」と気合いを入れないとなかなか進められない日もありました。

そこで私が取り入れたのが、日常の家事にワンアクションを組み込むことです。家事のついでに5分だけ、気になるところを整えるようにしてみました。

●窓のサッシを1か所だけふく

窓のサッシも、1か所ずつふくだけなら5分で終わります
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たとえば、食器をふいたキッチンペーパーで、窓のサッシを1枚サッとふきます。「キッチンペーパーを食器をふいただけで捨てるのはもったいない」という気持ちも原動力になります。

●冷蔵庫は、1段でもふき掃除ができればOK

冷蔵庫の整理は1段でもよい、と思うとふき掃除のハードルは低くなります

買い物前で中身の少ない冷蔵庫は「今がチャンス!」と考え、ふき掃除をしています。5分だけならハードルが低いですし、冷蔵庫の中身をチェックできてムダ買いもしなくてすむため一石二鳥です。

●捨てる前のラップで“ついで”に掃除をする

「ついでにこのラップを使おう」ときっかけがあると、家も整えやすい!
「ついでにこのラップを使おう」ときっかけがあると、家も整えやすい!

使ったあとのラップは、捨てる前にもうひと働き。蛇口の汚れをとる専用の洗剤を使うときに、上からラップを被せます。蛇口をひねるたびに少し気になっていた汚れもすっきり。きっかけがあるとハードルが下がり、取りかかりやすくなります。

年末は、家のことも仕事もがんばっている人が多いと思います。そんなときこそ、“全部やる”より“できるだけ”で十分。優先順位をつけて片付けや掃除を仕組み化することで、無理せずに暮らしが整っていくと実感しました。

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