大きな片付けであると便利な道具3つ
すべての画像を見る(全2枚)片付け作業では、大型の家具や大量のゴミが出ることがほとんど。効率よく作業を進めるために役立つ道具を、石田さんに教えてもらいました。
●1:電動ドライバー
古い家に意外と多いのが、壁にネジでとめた棚などです。
「1本1本、ネジを手作業で外すのは大変なので、電動ドライバーを1本用意しておくと片付けがスムーズに進みます。充電式で軽量のものなら扱いやすいですし、安価なものでも十分活躍します。最近は、組み立て式の家具も多いので、そういったものの組み立て・解体にも役に立ちますよ」
●2:台車
ゴミ袋をいくつも運ぶのは非常に労力がかかります。家庭用の小型台車があれば、ゴミ袋を一気に運ぶことができ便利です。
「3袋くらいのゴミ袋を一気にゴミステーションに持っていけると便利です。ホームセンターに売っているような家庭用の小型のものでOK。普段の暮らしでも、マンションの宅配ボックスから荷物を持っていくときなどに使えますよ」
●3:段ボールとマジックペン
片付けが進まないのは、捨てるかどうか迷うことが原因の1つ。「処分」「残す」「確認中」と書いた段ボールを3つ用意し、マジックペンで分かりやすく書くことで、効率よく仕分けできます。
「見たことのないものや思い出深いものがどんどん出てくるので、迷い始めるとすぐに時間が経過してしまいます。まずはものの『処分』に集中するため、とりあえず段ボールに分別していきましょう」
そのほか、マスクや軍手、自治体指定のゴミ袋などは、基本的な装備として準備。大量のものがあっても、大きな片付けのコツがわかれば、重い腰も上がりそうです。
今度の大掃除や帰省時に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
