気持ちのよい浴室にして新年を迎えたい! とはいえ、大掃除の手間は最小限に抑えたいですよね。浴室のカビは、正しいテクを使えば「塩素系漂白剤」で撃退できるんです。今回は、浴室のカビ汚れを手間なくすっきりきれいにする方法を、家事えもんこと松橋周太呂さんに教えてもらいました。

水色のゴム手袋をつけてハケを壁の角にあてている
頑固なカビには塗り重ねるのが大切
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パッキンの黒カビは「ハケで塗り重ねる」がポイント

用意するのは以下のアイテム。

・塩素系漂白剤

・ハケ

・ゴム手袋

●カビが気になる箇所に、ハケで液体の塩素系漂白剤を塗り込む

頑固なパッキンの黒カビは、液体タイプの塩素系漂白剤をハケで1分間ほど塗り込んでから、約30分放置。

「一度に落ちなければ何度か繰り返し、水で洗い流せばきれいに。ハケは100円ショップのものが使いやすくて便利です」

カビで汚れた浴室と、掃除後にきれいになった浴室の比較

6年ものの頑固なカビも、ハケで塗って30分放置するのを3回繰り返したら、ここま
できれいに!

※ 作業自体は簡単でも、頑固なカビには、回数を重ねる必要がある場合もあります。

●<即落ち!神アイテム>泡タイプよりもカビへの漂白効果が高い!

ピンクのフタと、緑のボトルの塩素系漂白剤

泡タイプに比べ、液体タイプの塩素系漂白剤は価格も安価で効果抜群。安全な容器に入れてハケで塗ります。

排水口のカビは「30~1時間」放置がキホン

用意するのは以下のアイテム。

・塩素系漂白剤

・ゴム手袋

●塩素系漂白剤をかけて放置するだけでOK

泡タイプの漂白剤を排水溝に吹きかけている様子

カビで黒ずんだ排水口には、スプレー式で泡タイプの塩素系漂白剤をかけるだけ。

「30分~1時間おき、水で洗い流せばきれいに。一度で落ちない場合は何度か繰り返しましょう」

手間なく解決!アイテム「かびとりいっぱつ」

ジェルを塗って放置するだけでOK

浴室ドアのパッキンにジェル状のかびとり剤を塗っている様子

目地やパッキンにサッと塗れるジェル状強力カビ取り剤。ジェルがたれにくく、長時間密着するので、しつこいカビに効果抜群。プロ愛用の名品です。

チューブ状のかびとり剤

・かびとりいっぱつ 185g ¥1200(鈴木油脂工業)