衣食住で“非日常”を味わうお正月

ところで昨年、年越しで入院した私は、ベッドの上でショートケーキとお節をごちそうになりました。家ではお節を食べない私の一生の思い出となるでしょう。

杵つきもちとぜんざい
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私のお正月は「非日常的三が日」の衣食住をプランニングすることです。大したプランではない点が私流です。

お正月料理はサトイモ、大根、鶏肉、コンニャク、シイタケ、ゴボウ、ニンジンを大鍋で炊きくだけのダイナミック特別食です。好みの丸もちは、白みそ仕立てのブリとセリです。また丸もちの上に、ゆで小豆を多めにのせていただき、残った小豆にお湯をさして飲みます。これを三が日の常食とします。

好きな服を着てお正月料理を食べると、とても清々しい気分です。近年は物価高もあって特大の節約暮らしをし、極力工夫を凝らしながら慎んだ食生活に甘んじたいと思っています。

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