親がものを手放すことを受け入れたひと言
すべての画像を見る(全5枚)そこでぐりーんさんは、同じ役割を持つものの絞り込みに注力することに。
「たとえばお盆。普段使いしているものがありますが、棚の奥にも箱に入ったままのきれいなお盆がたくさんあります。せっかくなら、くたびれたお盆にありがとうをして、質がよさそうな新品のお盆を使えばいいと考えました。『もう十分がんばったから、お蔵入りしていたこの上等なお盆を普段使いしてみたら?』と提案したら、意外にも抵抗なく受け入れてくれたのです」
こちらは、55年もの間しまい込まれていた漆塗りのお盆。とても質がいいので、今回の片付けで古いものを処分し、このお盆をおろすことにしたそうです。
納得してものを手放してもらうには
気をつけたのは、言葉の使い方。
「『私はこの古いお盆すごく好きだけれど、そろそろ世代交代かな』と、引退をやんわりにおわせます。そうすると、母も、“そうだね、塗装が少しハゲてきているよね”と同意してくれました」
けっして否定せず、ものを褒めて労をねぎらってから新しいお盆をおろそうと提案。
「いつもなら、『しまい込んでいても、どうせ使わないでしょ?』と声をかけるところ。でもグッと我慢して、『このお盆、すごく上等! しまいっぱなしなんてもったいないね』」と伝えると、母は上機嫌に。結局は言い方次第なのかもしれません。しまい込んであるものは本当に質がいい場合が多いので、意外と苦なく褒めることができました」
汚れがあるのに使っているもの、ある程度使って消耗してきているものは、しまってある新しいものと交換。これは、お盆に限らず使える説得方法かもしれません。
ぐりーんさんの体験談、ぜひ参考にしてみてください。


