矯正をしたら「痛み」以上の「喜び」があった
すべての画像を見る(全2枚)そこから始まった矯正生活は、なんだかんだで4年近くかかりました。正直、面倒くさいことは山ほどありました。
月1~2回の調整のたびに痛みに襲われ、複雑な器具には食べ物のカスが挟まりまくり、歯みがきには恐ろしいほど時間がかかる…。
初期は歯の動く痛みで食事がままならず、体重が落ちたりもしました。大好物の干し柿やあたりめが食べられず泣いたこともあります(笑)。
でも、それ以上に喜びがありました。月日を追うごとに、あんなに出っぱっていた歯がじわじわと引っ込んでいく。あっちこっち向いていた落ち着きのない歯が整列していく。その様子を見る喜びのおかげで痛みを乗り越えられていました。
口内トラブルが激減して快適に
そして現在。費用はトータルで100万円ほどかかりましたが、結果として「整形した?」と思うほど顔が変わりました。
口元が引っ込んだことで憧れのEラインが爆誕。笑うときに手で口を隠さなくてよくなったし、以前よりも写真に撮られるのがいやじゃなくなりました。
コンプレックスが解消されるって、こんなに心が軽くなるんですね~。
矯正をして感動したのは「機能面」の劇的な向上です。歯みがきがラクになり、汚れがたまりにくいので虫歯リスクも激減しました。
そしてなにより感動したのは前歯で麺を噛み切れたり、肉を噛みちぎったりできることです! 前歯や犬歯が道具であることを40代にして初めて実感しました。
かつてあんなに口内トラブルに悩まされていたのが嘘のように、今は快適そのもの。安くない出費でしたが、未来の健康と今の自信を買ったと思えば、歯列矯正をして本当によかったと心から思います。
人生100年時代。80歳になったとき、自分の歯を20本以上残せるように(もう8本失ってますけど!)、これからもせっせとケアしていこうと思います。
