「家事を少しでもラクにしたい」。それは家事にたずさわるすべての人の共通の願いではないでしょうか。双子育児に奮闘中のESSEonlineライターの谷ノ内真帆子さんは「あること」をきっかけに、すべての保存容器をプラスチックから耐熱ガラスに買い替えたそう。すると、キッチン作業が劇的にラクになった、と言います。今回、耐熱ガラス容器を取り入れたことで感じたメリットについて教えてもらいました。

プラスチック保存容器を洗う
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)
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いつも使うキッチン道具に感じていた「ストレス」

これまでは食品の保存に、プラスチック製の密閉容器を使っていたわが家。軽くて便利ではあるのですが、使っているうちに着色やにおいが残るのが気になっていました。

とくに、カレーやトマトソースを入れると、色やにおいがなかなか取れず、洗う際、「またか…」とため息が出ることもしばしば。

そして、もうひとつモヤモヤしていたキッチン道具が「ステンレスボウル」。こちらも軽くて使いやすいですが、「電子レンジで加熱ができない」というデメリットが。

忙しい育児中は、少しの手間でも惜しいと感じることが増えていたので、どちらもプチストレスではありましたが、筆者にとっては放置しておけない問題でした。

そこで、ためしに耐熱ガラス容器に変えてみたところ、便利さと快適さに感動! ここでは、筆者が感じたメリットを紹介していきます。

メリット1:加熱、保存、盛りつけがひとつで完結

最大のメリットは、加熱も保存も同じ容器でできること。電子レンジもオーブンも対応しているので、調理後そのまま冷蔵庫に入れたり、レンジで温めたりできます。

たとえば、煮物をつくったらそのまま冷蔵庫や冷凍庫で保存。レンジで温めてそのまま食卓へ。副菜もそのままテーブルに出せるので、洗いものや移し替えの手間がほぼゼロになります。

忙しい日でも、手間なく調理・保存・盛りつけができるのは、ズボラな筆者にとって、本当にありがたいポイントです。

●ボウルもステンレスから耐熱ガラスに替えてみた

ステンレスボウル
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)

はじめは、保存容器だけを耐熱ガラスにしたのですが、「これ、ボウルも変えたらもっとラクになるのでは?」と思い立ち、ステンレスボウルもすべて耐熱ガラスに変更してみることに。

すると、これが本当に大正解! 温め直しや下ごしらえ、混ぜる作業、保存までが一体化できるため、キッチンでの作業効率がさらにアップしました。

とくに、離乳食と大人用の食事を同時につくる際に威力を発揮します。

たとえば、カボチャを耐熱ガラスボウルに入れてレンジで加熱し、加熱後、そのままボウル内で赤ちゃん用を潰したり、裏ごししたりして取り分け。残りのボウルの中身にマヨネーズなどを混ぜて、大人用のカボチャサラダにアレンジ。そのままラップをして冷蔵庫で保存、もしくはボウルごと食卓に並べる。

このように、加熱・調理・保存・盛りつけが同じ容器で完結するため、複数の調理器具や保存容器を用意する手間いらず。キッチンに立つストレスが激減し、手間が減った分、育児中でも気持ちに余裕が生まれました。