捨てる前の靴下や服は、最後にもうひと活用してみませんか? ここでは、ボロボロになった衣類を「古布として使いきるアイデア」を紹介します。ホコリ取りや油のふき取りなどのひと工夫を、家事ラク情報に精通したESSEフレンズエディター3名にお聞きしました。
すべての画像を見る(全7枚)毛玉ができた靴下は、靴みがきや棚のホコリとりに
「毛玉ができたり、生地がくたびれた靴下を捨てるのが苦手」と話すのは、整理収納アドバイザーの大熊江美子さん(40代)。
「まだ履ける! でも外に履いていくのはちょっと恥ずかしい…と思っていました」(大熊さん、以下同)
そこで気づいたのは、捨てる前にお役目があると手放しやすくなること。大熊さんは古くなった靴下を掃除で使いきってから捨てるようにしているそう。
たとえば、古い靴下はゲタ箱を定位置にして、靴みがきや棚のホコリとりに活用。本革靴のお手入れをする方は、クリームが手につく心配もないのでとくにおすすめだといいます。
「これまではぞうきんを用意していましたが、真っ黒に汚してすぐ捨てるのは忍びなく思っていました。ですが、捨てる前提のものだと考えると掃除もはかどります」
穴があいた靴下はふき掃除に、タオルは災害時にも便利
同じく整理収納アドバイザーの堀中里香さん(50代)も、穴があいたりゴムが伸びたりしてもう履けない靴下を有効活用。汚れている床などをふくときに便利なのだとか。
「家の中には絶対どこかにふきたくなる場所があるはず! ため込まずにすぐ使ってしまうことで、『いつか使う』と保留するものが増えないようにしています」(堀中さん、以下同)
一方、古タオルはウエスにするためにまとめて保管。車の窓や床をふいたり、水害時の泥出しで重宝しているそう。サイズがそろっていて管理しやすいので、まとめて被災地に寄付することもあると話します。
「家で無理やり使いきろうとすると、たまってしまって困ることも。そんなときは資源として回収してもらっています。最近はニトリでも古タオルの回収を行っているので、持っていくのもおすすめ」
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