3:お風呂に「つかりながら」Kindle読書
わたしの楽しみの1つが長湯。この時間がリラックスタイムになっていて、健康にも直結していると思っています。浴室にはできるだけスマホを持ち込まず、代わりに電子書籍リーダーで読書するようにしています。
Kindleペーパーホワイトをはじめとする電子書籍リーダーのディスプレイは、ブルーライトが少なく、目に優しいため、就寝前に呼んでも睡眠に影響しにくいのが特徴です。防水機能もあるので、湯船でも安心して使えます。スマホやタブレットと違って通知などはいっさい来ないので、読書に集中できるところもお気に入り。
10分だけでも湯船で読書をすることで、心身ともにリセットできるのです。
4:「送り迎えしながら」トレーニング
息子が通っているスイミングスクールまでは、歩くと片道で20分ほどかかります。その送り迎えの時間を、わたしはただ「タスク」としてこなすのではなく、「自分のためのトレーニング時間」であり、同時に「息子とのコミュニケーション時間」と捉えていました。名づけて「送り迎えトレーニング」。
ときには、ランニングウェアに着替えて、息子と競争するように軽くランニングしたり。またあるときは、お気に入りのスニーカーで早歩きをしながら、息子と他愛もないおしゃべりを楽しんだり。
車や自転車を使えば、時間は短縮できるし、ラクですよね。でも、そうしていたら得られなかったであろう、かけがえのない時間があったな、と思うんです。小さな頃は手をつなぎながら、学校であった出来事を楽しそうに話してくれました。最近ではもう地元では手をつないでくれないので(これを成長と呼ぶ)、愛おしい思い出として心に残っています。
5:「立ちながら」の在宅ワーク
すべての画像を見る(全2枚)家で仕事をしていることが多いので、気になるのが「座りっぱなし問題」。
座りっぱなしの健康リスクは医学的にも明らかになっています。厚生労働省のホームページによると、座りすぎている人は、そうでない人と比較して、寿命が短く、肥満度が高く、2型糖尿病罹患率や心臓病罹患率が高いことが報告されているそう。これは心配です。
スタンディングデスクを購入しようかとも考えたのですが、整理収納アドバイザーとしては、「ものを買う」という形から入るのではなく、ものは増やさずに工夫すべき!
ということで、わが家のカウンターキッチンを活用し、そこにパソコンを置いて作業をするようにしています。
ダイニングテーブルやワークデスクで座って作業するのに疲れてきたら、キッチンカウンターへ移動。立ちながら仕事をすることで気分転換にもなるし、腰への負担も軽減できています。
今ある環境を活用し、10分だけでも姿勢を変えることが、健康への第一歩。仕事中の手を止めずに、ながらでできる健康管理術です。
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