義実家の片付けは、取り組んだ人にしか分からないさまざまな苦労があります。「衣類の多さにとにかく泣かされました」と話すのは、8年ほど義実家を片付けを続けているブロガーやまだめがねさん(50代)。そんなやまださんは、衣類の片付け中にあるものを買いたしたといいます。詳しく伺いました。
すべての画像を見る(全6枚)義実家の片付けで「ハンガーラック」を買い直し
やまだめがねさんは50代の夫婦ふたり暮らし。義実家の片付けに長年取り組んでおり、ブログでその経過を発信しています。
「母屋をまるまる1軒分を空っぽにするくらい、片付けました。全部出して捨てたつもりが、押入れの奥からどんどんものが出てくるのを何度も経験。文字通り、片付けに明け暮れる日々です」(やまだめがねさん、以下同)
なかでもダントツに多かったのは、義母の衣類。
「昔の服は重いし、冬服はとくにかさばります。これはいる、これはいらないと仕分けするのにもひと苦労です。最初はビニールシートに広げて義母に確認してもらっていたのですが量が多すぎて追いつかず。ハンガーラックにかけて選別することにしました。でも長年重みに耐えかね、壊れてしまい…。迷いに迷いましたが、やはり必要なので買い直すことにしました」
プラスチック製がおすすめの理由
すでにものはいっぱいなので、新しい家具はなるべく増やしたくないのが本音。
「でもラックにかけて分かりやすく並んでいたほうが、義母が要不要の判断をつけやすいのです。案の定、“見やすいね”と義母からは好評で、スムーズに手放しが進みました」
購入の際、めがねさんが意識したのは扱いやすさ。ハンガーをかける部分以外ほとんどプラスチック製で、軽いものを選びました。
「軽いと、場所移動しやすいのでとても気がラクです。組み立ても簡単でした」
片付け後は洗濯干しに転用
残すものと古着屋に持ち込んで売るもの、ハンガーラックにかけて選別します。
「空になったハンガーラックが、すぐにまた満杯に。どんどん決断してもらいたかったので、ハンガーラックは急遽2台追加。片付け後は義父と義母、それぞれ1台ずつ自分の服をかけるのに使えるし、もう1台は物干しハンガーとして使えると思っているのでよしとしました。今はプレ介護の状態。近い将来、自宅介護で大量の洗濯物を干さねばならない事態が不定期で訪れることになりそうなので…」
片付けの効率性を高め、落ち着いた後も使える。そう判断してハンガーラックの買いたしに踏みきっためがねさん。“もの”は増えましたが、気持ちはラクになり、片付けの負担もグッと軽くなったそうです。めがねさんの経験談、ぜひ参考にしてみてください。





