キッチンさえ整っていれば大丈夫
すべての画像を見る(全2枚)そう考えていくと、私にとって、いつもきれいに整えておきたい場所は、キッチンだということに気がつきました。
家にいる時間が長い分、ほぼ毎日、多い時には1日3回以上使うキッチン。ここが崩壊してしまうと、心がだんだん荒(すさ)みはじめ、日常生活にも支障が出てきます。
極端なことを言えば、私はキッチンさえ整っていれば大丈夫だったんです。なので、キッチンの整理整頓や片付けは日々のルーティンのなかに組み込んで、こまめに行うように心がけています。
そう思うようになってから、不思議とほかの家事もスムーズに行えるようになってきたんです。
なにごとも、やる気スイッチをONにするまでがいちばん難しいんですよね。
でもこの問題の答えはすでに出ています。「やる気がないから動けない」のではなく、「動くからやる気が出てくる」ということに気づいたんです。キッチンだけ、と決めて家事に取り組むことで、だんだん楽しくなってきて、ほかの家事も気分よく行える日が格段に増えました。
また、キッチンまわりの片付けまで手が及ばないときは、キャパオーバーのサイン。そんなときは日常が落ち着くまで目を瞑り、休日などにまとめて家事に取りかかるようにしています。
ほかにも、洗濯が終わるまでの間は家事の時間と決めたり、気分を上げるために洗い物中や洗濯ものを畳む間は視聴ずみのアニメを流し見したり。今は便利な家電や、小さな悩みを解消してくれるアイテムがたくさんあるので、苦手な家事を手伝ってくれるものを取り入れてみるのもいいかもしれません。

