素朴な味わいが心にしみる、旬の常備菜。今回は、人気料理人の笠原将弘さんに、季節の旨みをぎゅっと閉じ込めた「切り干し大根の田舎煮」のつくり方を教えてもらいました。乾物ならではの食感と、優しい味つけが魅力の一品。手軽につくれて、日もちもするので、忙しい日の副菜やお弁当のおかずにぴったりです。

器に盛られた切り干し大根の田舎煮
シイタケとちくわの旨みがぎゅっと詰まった一品!

優しい味わいに、思わず心がホッとする副菜

手軽にできる乾物レシピ。ちくわがいい味出しに。【調理時間:20分】

●切り干し大根の田舎煮

【材料(4人分)】

  • 切り干し大根 30g
  • ちくわ 3本
  • シイタケ 4枚
  • 水 1カップ
  • A[しょうゆ、酒、砂糖各大さじ2 ゴマ油小さじ1/2]
  • 七味唐辛子 少し

【つくり方】

(1) 切り干し大根は2~3回水を替えながら洗い、たっぷりの水に30分ほどつけて戻す。鍋に湯を沸かしてさっとゆで、ザルに上げて湯をきり、水気を絞る。

(2) ちくわは5cm長さの細切りにする。シイタケは軸を除いて薄切りにする。

(3) 鍋に(1)と分量の水を入れて中火にかけ、5分ほどゆでる。A、(2)を加えて混ぜ合わせ、弱火にして落としぶたをし、10分ほど煮る。火を止めてさっくりと混ぜ、冷めるまでおく。器に盛り、七味唐辛子をふる。

[1人分73kcal]

※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

※ 調理時間には、下ゆで、乾物などを水に戻す、冷ます、味をなじませる時間などは含まれません

※ 計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです