故人の残した品を整理する「遺品整理」。それは単なる片付けではなく、故人の想いや家族の物語がつまっています。専門業者「遺品整理プロスタッフ」が見た裏側のストーリーを、祖父母のゴミ屋敷を片付けた経験を持つ漫画家・西園フミコさんの漫画でご紹介。知られざる遺品整理の現場へ、足を踏み入れてみませんか?

<前回のおさらい>依頼者:60代女性/故人との関係:娘

今回、遺品整理の現場となったのは、疎遠になっていた母が孤独死したという住居。室内はベッドには人型のシミが染みつき、床には尿パッドやおしっこがついた新聞が散乱…。強烈なにおいや、想像を絶する光景に依頼者(60代・女性)は耐えかね、「遺品整理プロスタッフ」に依頼。

手慣れた様子で片付けを進めて、作業は無事に完了。スッキリとした部屋をみて依頼者が気になったのは「なぜこんなに大変な仕事ができるのか?」ということ。その質問に石田社長は自身の経験を話しつつ、「他人だからできる」と気になる言葉を発します。

◆CASE1のこれまでをおさらい◆

(1話目)疎遠だった母が孤独死。「遺品整理」の現場には想像以上の光景が…!/実録マンガCASE1-1 (2話目)疎遠だった母が孤独死。60代の娘が語った「なんでもできた人」に隠された悲しき実情…/実録マンガCASE1-2(3話目)孤独死した母の「遺品整理」を専門業者に依頼。凄惨な片付けを経験して浮かんだのはある疑問…/実録マンガCASE1-3

<CASE1-4>高齢女性孤独死のリアル~「遺品整理」という仕事

マンガ1
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