Q.子育ての「これはやってよかった」と「これをやっておけばよかった」を教えて
すべての画像を見る(全5枚)父:もっとキャッチボールしてあげたかったな。キャッチボールじゃなくても、サッカーとかバドミントンとか、球を送ったり返されたり、そんなコミュニケーションが今となってはすごく大切だなと思ってるよ。やっぱりそういうことの積み重ねで親子愛というか、親子仲が形成されていくんだろうなって。
母:一緒に料理をしたことはすごくよかった! 男性は料理ができたらモテると思う。絶対損はない! ってモテる話ばかりになっていますけど(笑)、料理ができると将来的にも困りませんからね。次男にはよく一緒に料理を手伝ってもらっていました。
息子たちとギョーザを皮からつくったり、毎年お正月には大量の雑煮をつくっているんですけど、具材を切るのを全部まかせたりしていたから、包丁さばきはもう抜群! 料理してる姿はかっこいいです。うふふ。ケーキもみんなで手づくりしていたし、料理はコミュニケーションにもつながるので最高です!
Q.今だから言える、これはやっても無駄だったことは?
父:無駄だったことなんかあるわけないじゃん。全部が全部、いい思い出になる。けんかしたことも、ぶつかり合ったことも、今となっては大事な思い出。忘れたくないよ! だから、みんなもそんなことは考えず、子どもたちに真剣に向き合ってくれ。なにが正解、不正解とかわからないから、とにかく全力!! GO、GOだ!!
母:子どもがゲーム機やタブレット、スマホを使う時間を決めたり、制限したりすることが大切だと思っていました。私なりに考えて「長時間の使用はよくない」「依存させたくない」と思い、できるだけコントロールしようとしていたんです。でも、今振り返ると、「それは本当に必要だったのかな?」と感じることがあります。
時代は変わり、今はデジタルが当たり前の世のなか。昔から「YouTubeばかり見ないで欲しい」と思っていたけれど、息子はそこで学び、今では自分の道を切り開いている。結果で証明してくれた今となっては、「あのとき厳しく制限しすぎず、もっと自由に触れさせていたら、もっとすごいことになっていたのかな…?」なんて思ったりします…(笑)。
とはいえ、もし「好きなだけやっていいよ」としていたら、もしかしたら今とは違う結果になっていたかもしれない。だから、あのとき適度に制限をかけていたことは、結果的にはよかったのかも。親として悩みながらも、バランスを考えてやってきたことが、息子にとってプラスになっていたのなら、それでよかったのかなと思います。厳しすぎは逆によくない! ってことなんですかね。
ほかにも、親子バラエティさんの書籍『お父さんの夢を叶えたら家族が愛で溢れました』(KADOKAWA刊)では、仲良しな親子の過去や子育て、親孝行について、家族のリアルな姿が綴られています。
