4:季節飾りは“ワンポイント”だけ
夏といえば、風鈴やうちわ、貝殻、金魚など、飾りたくなる小物がたくさんあります。しかし、飾りが増えるとその分“視覚の情報”も増えてしまい、ごちゃごちゃと暑苦しく感じる原因になることも…。
すべての画像を見る(全6枚)おすすめは、「飾る場所は1か所だけ」「3点以内でまとめる」というルールをつくることです。飾ることで季節を楽しむと同時に、「余白を残す」意識をもつと、飾り自体もより映えますよ。
季節が変わったら、きちんと片付けるまでが“飾る”ことです。ものの入れ替えをすることで、空間も気持ちもリセットされて、リフレッシュできますよ。
5:がんばらない片付けで心も整える
夏はとにかく体力を奪われやすく、いつも以上にバタバタしがちです。「もう疲れた…」「なんだかイライラする…」と感じているときこそ、“がんばらない片付け”で、心の内側を整えてあげるタイミングかもしれません。
「今日はテーブルの上だけ」「5分タイマーで玄関だけ」。全部を一気にやろうとしなくていい。そんな小さな1歩で十分です。スッキリした空間は自分自身をいたわるサイン。片付けは、自分を整えるためのやさしい習慣なんです。
涼しく過ごすコツは「引き算」
涼しく暮らすために、冷房やアイテムを増やすことばかりに目が行きがちですが、じつは「引き算」の片付けこそが、効果的で心地よい“涼”を運んできてくれます。
・視覚の情報を減らす
・空気のとおり道をつくる
・素材や色で軽やかに演出する
・余白を楽しむ
そんな小さな工夫で、今年の夏をもっと心地よく、そして気持ちに余白のある時間に変えてみませんか? 片付けることは暮らしと心に風をとおすことです。がんばらなくても、きっと毎日がちょっとラクに、ちょっと涼しくなりますよ。