お盆の帰省や旅行の際、スーツケースに3~4泊分の荷物をパッキングする人も多いのではないでしょうか? 想定より多くなりがちな荷物をうまく収納できず、どうすれば効率よく納められるか、悩んでいるケースもあるかもしれません。今回は、オンライン片付けコンサルタントの伊藤かすみさんに、帰省時のスーツケースのパッキングのコツを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全4枚)スーツケースのパッキングのお悩みと解決策
スーツケースのパッキングの際、よくあるお悩みと解決策をご紹介します。
●お悩み1:「家族の衣類がかさばります…」
帰省の際、大きなスーツケースに家族全員の衣類をいっぱいにつめこんだり、入りきらずに困ることも。
実家で洗濯がどの頻度でできるかを考えれば、衣類は最小限にすることが可能です。事前にシミュレーションをし、必要な枚数を想像してみましょう。
●お悩み2:「衣類の効率的なたたみ方がわかりません」
衣類は、できるだけシワになりにくいものを選ぶようにすれば、くるくると丸められるので、コンパクトになります。フラットにたたむのであれば、なるべくたたむ回数を減らし、シワになりにくいようにして平らな状態で入れましょう。
実家に到着したらすぐに取り出して、たたんだ部分をアイロンがけしてシワ伸ばしを。
●お悩み3:「ごちゃつきがちな下着類をスッキリ収納したい」
意外とかさばりがちなのが下着類。ゴチャゴチャしてしまう場合は、旅行用ポーチなどにまとめて入れるとよいでしょう。専用のポーチも数千円程度で販売されています。お好みによって、下着の種類をこまかく分類し、袋に分けて入れるのもオススメです。
下着だけでなく、こまごまとしたものを袋分けしないでスーツケースに入れると、いざ取り出したいときに見つけづらくて困ります。
また、袋分けしていても、透明のビニール袋では、結局乱雑に見えてしまうし、必要なものが見つけづらいのでおすすめしません。旅行用ポーチや透明ではない巾着袋などを利用するのがよいでしょう。
●お悩み4「身だしなみグッズや洗面グッズが地味に重い…」
こまごまとしたグッズは、旅行用の小さなカバンに入れてスーツケースとは別で手持ちしましょう。
石鹸や洗顔料などは小さなボトルに入れ替えたり、実家で借りられるなら持っていかないのもアリです。
●お悩み5:「フォーマル着を持っていきたいが、どう入れたら?」
冠婚葬祭の場合は、フォーマル着も必要に。ハンガーごと入れて持ち歩けるガーメントバッグを利用すれば、スーツケースに入れてもシワになりにくいです。
かさばるドレスなどは、宅配便で事前に送っておくという方法もあります。
●お悩み6:「お土産が入りきらない…!」
実家へのお土産がスーツケースに入りきらない場合、こちらも宅配便で送る、または、サブバッグを用意して持って行くなどしましょう。
帰りにお土産を入れるスペースがないのが心配な場合は、初めから大きめサイズのスーツケースを持っていくとよいでしょう。