梅雨や夏場になると、広がるカビにげんなりすることはありませんか? そんな悩みを解消してくれる便利アイテムがセリアの「乳酸を配合したカビ取りウェットシート」です。さっとふくだけで手軽に掃除ができ、ストレスを軽減しながら簡単にお手入れできます。今回は、元小学校家庭科教諭で、家事に関する著作を多数執筆するブロガー・よしママさんにその使い方など教えてもらいました。

乳酸を配合したカビとりウェットシート
乳酸を配合したカビとりウェットシート
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「カビ取りシート」で片手でサッとカビをふき取る

湿気の多い季節になると、気をつけていても「ピンクカビ」や「黒カビ」が発生しがちです。カビを取り除くには塩素系漂白剤が効果的ですが、手荒れや色落ちなどのリスクがあるため、事前準備が必要でついついあと回しにしてしまいがちです。

しかし、カビは広がる前の早いうちに取り除くことが重要です。そこで、便利なのが100円ショップで買えるアイテム。手軽に使える便利グッズを利用すれば、カビ取りのストレスを少しでも軽減できますよ。

乳酸を配合したカビとりウェットシート
乳酸を配合したカビとりウェットシート(110円)

私が活用しているアイテムは、Seria(セリア)の浴室の売り場コーナーにあった「乳酸を配合したカビ取りウェットシート(110円)」です。塩素系ではなく乳酸配合の10枚入りのシートで、取り出してすぐに使えます。

水回りや排水口でもちろん使えますが、わが家ではそれ以外の水が使いにくい場所で使うことが多いです。ワイパーにはさめる大きさなので、天井など高い場所にも使えます。ただし、頑固なカビには効果が弱い場合がありますので、用途に応じて適したアイテムを選びましょう。

ほかの洗浄剤や漂白剤との併用は不可です。アルミ、真鍮(しんちゅう)製品、大理石などには使えないので、必ず使用上の注意を確認したうえで使用してください。

使い方は簡単。ちょっとしたカビが気になるときに便利

シートを1枚取り、そのままカビや汚れのひどい場所をふくだけです。乾きやすいので、取り出したらすぐに使いきるのがコツ。また、一度カビがシートについたら、次の掃除に使い回しはできません。

使用時は、シートが汚れたらきれいな面に替えてふいていくことで、カビが広がるのを防ぎます。広い範囲のカビ取りというよりは、ちょっとしたカビが気になるが、塩素系漂白剤を使うまでもないという場所に使うと便利です。

高い場所でも大活躍!

このシートで扉部分のパッキン部分についたカビを落とします。弱酸性のため、軽い水アカも落とせ、栓周りの掃除にも適しています。さらに、ぬめりやすいシャンプーが置いてある棚や、シャンプー容器の底をふく際にも便利です。

高いところ

とくにおすすめなのが、手の届きにくい高い場所での使用です。液だれしないので、目に入る心配もなく掃除ができ、扉の上のカビ取りや、天井のカビ取りが手軽に行えます。また、シートをワイパーにはさめば広い範囲を一気にできるので、効率よく作業を進められます。

エアコン

今の季節ならエアコンの吹き出し口周辺のふき掃除にも使えますよ。電源を消してシートで風向板を傷めないよう注意しながら、ルーバーや吹き出し口付近をゆっくりふき取りましょう。