家事は「当たり前」と思っていたことを見直すことで、負担を軽くできます。整理収納アドバイザーとして多くの家庭の片付けをサポートしているおまいさんは、4人家族で自宅のゴミ箱はなんとキッチンと寝室に「2つだけ」。リビングにも置く予定でしたが、あるきっかけでゴミ箱を増やすことで想像以上に家事負担が増加。結果、ゴミ箱2つの暮らしに落ち着きました。そのいきさつをレポートしていただきました。

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リビングにゴミ箱がなくても問題なかった
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リビングにゴミ箱が「ある前提」だった私

結婚当初、まずは45リットルのゴミ箱をキッチンに設置。その後「リビングにもかわいいゴミ箱を置きたい」と思い、SNSやWEBで探し続けていました。

「この色が合うかな? どこに置こうかな?」と1年以上悩んだのですが、ふと気がついたんです。

「あれ? そもそもなくても不便じゃないよね…?」と。キッチンのゴミ箱だけで、なんの問題もなく過ごせていたんです。

その当たり前、「実家の名残」かもしれません

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なぜリビングにゴミ箱を置こうと思ったのか振り返ると、実家にはすべての部屋にゴミ箱があったから。リビングにあるのが「当たり前」だと思って疑いもしなかっただけでした。

「でもじつはなくても困らない」。そう気がついたことで、それから約3年、ゴミ箱1つ生活が続きました。

そんなある日、娘が幼稚園で手づくりのゴミ箱を持ち帰ってきたんですよね。せっかくなのでリビングに置いてみると…。