なにかと忙しい朝の時間。朝食は栄養重視で手軽にすませたい。そんな人も多いのではないでしょうか? 68歳でYouTubeチャンネルを開設し、シニア暮らしの日常を配信するもののはずみさんもそのひとり。今回、90代の義母と70代の夫、40代の息子と暮らすもののはずみさんの毎日の朝食づくりの「気づき」を、『70代をとびきり楽しむ!- 体とお財布をいたわりながら毎日をハッピーに過ごす37のアイデア -』(ワニブックス)より抜粋してご紹介します。
すべての画像を見る(全2枚)いつもの朝食をちょっと変えて、ささやかな気分転換を
朝食は手軽にすませたいので、だいたい同じものを食べます。トーストにリンゴやバナナなどの果物。チーズとヨーグルトも欠かしません。おばあちゃんの骨粗しょう症予防に始めたもので、ずいぶん前からの習慣です。
余裕があるときは、卵焼きやキャベツのせん切りをつけます。
そんなお決まりの朝食ですが、先日北欧のインテリアショップ「イケア」に行ったとき、ホットドッグ用のパンを見てピンときました。ふだん冷蔵庫に常備しているせん切りキャベツを使えば、ホットドッグが簡単につくれるかも…!
翌朝、早速試してみると、家族に大好評。フライパンにサラダ油を熱し、せん切りキャベツを入れて炒め、塩、コショウを少々。キャベツは炒めるとしんなりとし、硬いものが苦手なおばあちゃんや夫も噛(か)みやすくなります。
ウインナーはゆでて脂を落とし、さっぱりと。ケチャップやマスタードは上にかけると食べにくいので、パンの切り込み部分に塗っておきます。そこに、キャベツとウインナーをはさめば完成。
おばあちゃんも1本ペロッとたいらげ、思いのほか楽しい朝食になりました。