「なにを着ても、なんだかしっくりこない」。そんな日はありませんか? そんなとき、新しい服を買わなくても、今あるもので気分を変えることができる、と教えてくれたのは、YouTube『60歳からの幸せライフ』で暮らしや生き方のヒントを発信しているライフさん。今回は、手もちのスカーフを“巻くもの”ではなく、“服の一部”として使ってみる着こなしアイデアを教えてもらいました。

ライフさんがスカーフを持っている
お気に入りの一枚で、今日の装いをもっと自由に
すべての画像を見る(全10枚)

スカーフを“着る”ようにまとう、新しいおしゃれ習慣

年齢を重ねると、どんな服を着ても、なんとなく「似合っていない気がする」日が増えてきます。それは、体型や顔つきが少しずつ変化するだけでなく、心のなかにも変化が訪れているからかもしれません。

そんなとき私は、クローゼットの中から一枚のスカーフを取り出します。

カラフルなスカーフ

似合うものが少しずつ変わってきた今、スカーフはただ巻くだけのアイテムではなく、まるで服のように楽しむことで、装いに新鮮さをもたらしてくれます。

さらに、そうすることで「自分らしさ」も表現できるのです。

そう気づいたときから、スカーフが暮らしのなかの楽しみになりました。

1:羽織るだけでおしゃれに見える「ボレロ風」

スカーフのはしを結ぶ

スカーフの左右の端をひと結びにして輪をつくります。

スカーフを羽織ったライフさん

その輪の中に両腕を通せば、ふんわりと肩にかかるボレロのようなシルエットに。無地のワンピースやTシャツの上に重ねるだけで、印象がぐっとやわらかく、華やかになります。

夏の冷房対策にも便利です。

※ポイント:大判の正方形スカーフが扱いやすく、動きやすさもアップ。

2:腰に巻くだけで決まる「巻きスカート風」

腰にスカーフを巻き付ける

大きめのスカーフの一辺を腰に当て、両端を前または横で結ぶと、ラップスカートのような仕上がりに。

3:三角形に折ってコーデのポイントに

三角形に折ってスカーフをまくライフさん

スカーフを三角に折り、長辺を腰に当てて両端を結びます。斜めのラインが軽やかで、リゾート風の装いにもぴったり。

※ポイント:タンクトップやレギンスに重ねるとバランスよくまとまります。