一緒に住む家族がいると、靴の数も自然と増えるもの。とくに、まだ履ける靴や思い出がつまった靴は捨てにくい…という人も多いのではないでしょうか。そこで、暮らしのアイデアを発信するESSEフレンズエディターの4名に、「玄関がすっきり片付く収納アドバイス」を伺いました。
すべての画像を見る(全9枚)靴箱はオープン収納。使わない靴は100均の専用ケースへ
築45年のマンションに家族5人で暮らしている、整理収納アドバイザーの和田ゆきえさん(40代)。靴箱の扉をあけ閉めするのを面倒に感じ、数年前に玄関を「見せる収納」へとリフォームしました。
「リフォームをきっかけにオープン収納にしました。普段は割と靴が出しっぱなしですが、この収納にしたことで、急な来客でも数秒で片付けられるので慌てません。玄関にこもりがちなにおい問題も、オープンだからこそ通気性がよくて安心です」(和田さん、以下同)
普段あまり使わない靴はホコリが気になるので、100円ショップの靴収納ケースに入れているそう。透明で中身が見えやすいので、家族が取り出すときも迷いません。
「見た目が散らかるかなと思っていましたが、オープンだからこそ気をつけて靴を必要以上に増やさないようになりました」
二軍の靴はホルダーを活用。ふたり暮らしで1年分の靴が入る
整理収納アドバイザー1級・防災士で、夫婦ふたり暮らしの堀中里香さん(50代)。シーズンを問わずすべての靴を収めながら、すっきりと暮らせるよう工夫しています。
「以前は夏と冬に靴箱の中身を入れ替えていましたが、これが結構手間だったんです。すべての靴を備えつけの靴棚に入るだけにしたら、季節ごとの靴の入れ替えをしなくてすむようになり、すごくラクになりました!」(堀中さん、以下同)
靴が収まる秘訣は、シューズホルダーの活用にありました。使用頻度が低めのものは重ねることでスペースを増加。そのおかげで、靴をすべて収納できるようになりました。
「また、私のものを上段、靴の片付けがちょっと苦手な夫のものを下段に変えたら、靴をしまう頻度が上がった気がします。夫の靴を上げ下げする距離を短くしたのがよかったみたいです」