薄着になる季節。ダイエット中だという方も多いのでは? ダイエットカウンセラーで食生活アドバイザー、体質別ダイエット診断士の資格をもつおにゃさんによると、ダイエットしているのにやせないという人の冷蔵庫にはある共通点があるそうです。今回はおにゃさんに冷蔵庫で見直したいもの5つについて教えてもらいました。

冷蔵庫
ダイエットは「冷蔵庫」を見直すことも大切
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冷蔵庫で見る「なかなかやせない」人の共通点

ダイエットしているのにやせないという悩みをもつ方の冷蔵庫をのぞくと、ある“共通点”があります。それは、“なんとなく買って、なんとなく置いてあるもの”が多いこと。

「便利そう」「おトクだから」と手に取った市販品や、長年なんとなく使い続けている調味料。じつはこれが知らないうちに「太りやすい食習慣」をつくっている場合もあるんです。

私はこれまで主宰するダイエットプログラムで600人以上の受講生を見てきましたが、冷蔵庫の見直しをしたことで、体重のコントロールがしやすくなる方もたくさんいます。そこで今回は、「やせたい」と思ったときに、まず冷蔵庫から見直してほしい“捨ててOK”な5つのアイテムと、代わりにおすすめしたい食材をご紹介します。

1:市販のドレッシング

まず、各家庭で必ずといっていいほどある市販のドレッシング。手軽に野菜が食べられることがメリットですが、落とし穴があります。

クリーミー系やノンオイルタイプには、じつは糖類や添加物、植物油などが多く含まれていることがあるため、サラダが一気に“太るメニュー”に変わってしまうこともあります。味も濃くてクセになりやすく、素材そのものの味を感じにくくなるのも難点です。

ドレッシングを選ぶときのおすすめは、ポン酢やレモン汁+塩、タマネギのすりおろし+酢+オイルなど。シンプルな調味で野菜の味が引き立ち、自然とドレッシングに頼らなくなります。

2:なんとなく買ったチルド総菜

「夕飯にもう1品ほしい」ときにスーパーで買ってしまう、揚げ物や炒め物のお総菜。じつはこれも、注意が必要な場合があります。油や糖、塩分が多いだけでなく、「とりあえずあるからこれですまそう」と、調理の意欲をそぐ原因になってしまうことも…。

そこで代わりにおすすめしたいのは、冷凍の蒸し野菜や塩味つきの焼き魚です。自然素材を使った冷凍食品なら、電子レンジで温めるだけでも栄養が摂れますし、食事の質もぐっと上がります。

3:甘いフルーツヨーグルト

朝食やおやつに人気のフルーツ入りヨーグルト。でも、1カップに角砂糖3~4個分の糖分が含まれていることもあり、要注意です。

「健康的に見える甘いもの」は、意外と油断しがち。毎日食べていると、甘いものが手放せなくなってしまう人も多いのです。

おすすめは、プレーンヨーグルトにカットフルーツとシナモンをトッピング。自然な甘みで満足感があり、砂糖に頼らずに味覚がリセットされていきます。