「面倒くさがり屋だからこそ、片付けや掃除をラクにしたい」そんな思いからミニマリストになった、35平米の賃貸マンションで夫婦ふたり暮らしをしている村上はなさん(31歳)。100着以上の服や300冊以上の本、大型家具を手放し、3年かけて理想の心地いい暮らしにたどり着きました。今回は、ミニマリストになってよかったことを5つについて語ります。
すべての画像を見る(全7枚)1:テレビもカーペットも手放したら、掃除が週1回に
ミニマリストになって、テレビやカーペット、ベッドフレームなどの大型家具を手放し、掃除するもの自体を減らしていきました。ものが減ったため、週1回の掃除ですみずみまで手が行き届くようになりました。
また、掃除内容がどんどんシンプルに。専用の掃除道具がなくてもすむようになりました。
わが家は夫婦共働きのため、平日の床掃除はロボット掃除機がやってくれます。面倒くさがり屋でも、キレイな状態を保てるようになりました。
2:自分にとっての適正量を知り、日用品の管理がラクに
以前は日用品の在庫管理に追われていました。週末に買い出しに行っても、別のものがきれてまた買い出しに…なんてことが日常茶飯事でした。
ミニマリストになってからは、本当に必要な日用品だけに厳選しました。いくつかの用途で使えるものを選び、使用頻度が低いものはもつことをやめました。
結果、在庫を把握しやすくなりました。何度も買い出しに行く必要がなくなり、時間に余裕が生まれました。
3:買い物の失敗がゼロに近づき、出費が減った
マキシマリストだった頃は、衝動買いでストレスを発散していました。ただ、一時的に満足感を得られても、すぐに飽きて新しいものが欲しくなる“負のループ”に陥(おちい)っていました。
ミニマリストになってからは買い物が慎重になり、「これを買ったら本当に生活が豊かになるだろうか」とじっくり考えるようになりました。たとえひと目ぼれで買うことがあっても、最後まで大切に使うようにしています。
買って後悔したものは、同じ失敗を繰り返さないように、反省してから手放しています。その結果、ムダな出費が減りました。