普段は母である自分が主に行なっている家事や子どものこと、家族はどれくらい理解してくれてますか? ESSEフレンズエディターの大熊江美子さんは不測の事態に備えて、家族へ伝えるための「ノート」づくりに取り組んでいます。その内容や書き方について詳しく語ります。
すべての画像を見る(全6枚)自分にもしものことがあったとき、家族はどうなる!?
今年の春に久しぶりの入院生活を体験した際、いちばんの心配ごとは家族のことでした。
私の不在時に子どもたちが無事学校に行けるか、持ち物や準備に迷わないかなど、自分の入院の心配よりも、家族が困らないかということの方が心配でした。
もし自分になにかあったら…。そんな不安から、家族に家の中が分かるように伝えるノートを作成しました。
ノートに記載したこと1:子どものこと
子どものクラス、出席番号、連絡先、欠席の連絡方法や時間。そして子どもが家を出る時間や帰宅時間まで詳細に記入しました。
また持ち物についても、毎日持って行くものから週末持ち帰りのものの管理方法まで指示できるよう、どこになにがあるのかを明らかにしておきました。
心配性な私は、もしこのままなにかあったら…と思い、学用品やお下がりなど下の子のために保管しているものまでしっかり記載しておきました。
ノートに記載したこと2:お金のこと
意外と知らないことが多いのが、生活に欠かせない水道光熱費などの契約や、保険の契約について。
どういう契約か、そして料金はどこから引き落とされるのか、流れを記載しました。
意外に見落としがちなのがサブスク。契約しているサービスと更新時期などを知らせておくことも大事だと思います。
学費や習い事費など、どの通帳からいつ引き落とされているのか、貯金はどこにどれくらいかなど、自分は分かっているつもりでも意外と家族には知らされていないことが多いなと感じました。
私個人のクレジットカードも何枚あってどこから引き落とされているのかを、もしもの時用にメモを残しておくべきだと思いました。