「せっかく今日は帽子をかぶろうと思ってたのに…なんでこんな日に限って風が強いの?」そんなふうに思って、帽子をかぶるのをためらってしまった経験、ありませんか? でも、風の日でも安心して帽子をかぶれたらうれしいですよね。そこで今回は、メガネと帽子のライフナビゲーター・里和(さとわ)さんに、帽子が風で飛ばされないためのとっておきの対策を3つ教えていただきました!

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夏に大活躍の帽子。風で飛ばされないようにするには?
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帽子が風に飛ばされる2つの理由

原因がわかれば、しっかり対策も立てられますよね。ということで、まずは帽子が風に飛ばされてしまう、おもな理由を2つご紹介します。

1つ目の理由は、「帽子と頭の間にできた隙間に風が入り込んでしまうこと」。

そして2つ目は、「帽子が風の抵抗を受けてしまうこと」です。

この2つの原因に対して、それぞれに合った対策を“3つのステップ”でご紹介していきますね。

風対策ステップ1:帽子のサイズを頭にぴったり合わせる

大きめサイズの帽子をかぶっていると、ベレー帽のようなつばのないタイプでも、隙間に風が入って脱げてしまうことがあります。そのため、まずは“帽子と頭の間の隙間”をなくすことが大切です。

帽子のサイズを頭のサイズに合わせることで、頭と帽子の隙間から風が入って帽子が飛ばされるのを防ぎます。

ちなみに、帽子の「ちょうどいいサイズ」とは、帽子をかぶったときに人差し指1本分の余裕があるサイズ。

このくらいがストレスなくかぶれるサイズと言われていますが、風が強い日にはぴったりサイズでもよいかもしれません。

もし、手もちの帽子が少し大きいと感じるなら、まずは帽子の内側にあるリボンの裏をチェック。最近の帽子は、アジャスターつきのものが多く、これでサイズ調整が可能です。

もしアジャスターがない場合は、帯状のスポンジに両面テープがついた「サイズ調整テープ」というものが売っているので、帽子内側のリボンの裏にはってサイズを縮めることも可能です。

ちなみに、100円ショップなどで売っている、薄めの「隙間テープ」でも代用可能です。

風対策ステップ2:帽子は“深め”にかぶるのがポイント

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深くかぶった方がつばの内側に当たる風が少なくなり、浅くかぶるよりも飛ばされにくくなります

次に大切なのは、「風の抵抗を抑えること」。ここで重要になるのが、帽子のかぶり方です。

ポイントは、“深めにかぶること”。

風の影響をいちばん受けやすいのは、帽子のつば部分。浅くかぶると、つばの内側に風が入りやすくなり、その結果、帽子が飛ばされやすくなってしまいます。

でも、深めにしっかりとかぶれば、つばが少し下向きになって、風がつばの内側に入りにくくなります。

さらに、しっかりとかぶることで、安定感もアップしますよ。