野菜のみそ漬けで、無駄なく食べる
すべての画像を見る(全3枚)みそを使って、残り物の野菜をみそ漬けにすることもあります。普段食べているのは白虎みそですが、たまに食べきれないほどのみそをもらうこともあるので、そういうのはみそ漬け用のみそとして活用するんです。
「とくに漬けることが多いのはキュウリです。私はお隣の奥さんと仲よくしてもらっているのですが、夏になるとそこのお宅の家庭菜園でキュウリがたくさん取れるんですね。『食べるの、手伝って』と言われて山ほどキュウリをもらいます」
●山盛りキュウリもみそ漬けで楽しむ
とはいえ、堀野さんはひとり暮らし。そんなに多くのキュウリを食べられるわけではありません。訪ねてきた人に持って行ってもらうようにしていますが、それでも残った分はみそ漬けに使っているそう。
つくり方もとっても簡単です。シール容器にみそを平らに入れます。深さはキュウリの姿が見えなくなるくらいが目安です。そこに洗って水分をふきとったキュウリを入れておくだけでOKです。
「キュウリを切らずに丸ごと入れられるのがいちばんいいですが、大きければ切って入れてもかまいません。みそ漬けにしておけば日もちがしますから、比較的長く楽しむことができます。こういうのも食材を無駄にしない工夫のひとつです」
堀野さんの著書『102歳、今より元気に美しく』(朝日新聞出版刊)は現在発売中。元気に美しく過ごす食事習慣のほか、心をきれいに保つモットーや「好きなこと」で働き続ける秘訣など、人生を楽しくするヒントがたっぷり掲載されています。
