揚げる前の「衣付き冷凍コロッケ」がオーブンレンジでカラッと揚がる!?
すべての画像を見る(全7枚)つづいて、今回の主役であるPanasonicから6月中に発売予定の「スチームオーブンレンジ ビストロ」新製品の紹介コーナーへ。
このレンジは、「ビストロ」史上初! なんと! 未油調(衣付きで揚げる前の状態)の「冷凍コロッケが揚げられる」のだそう。
「電子レンジ」で「冷凍コロッケ」が「揚げ」られる…?
開発担当者によると、過去製品の「ビストロ」シリーズでは、「揚げ調理済みの揚げ物(冷蔵・常温のもの。お総菜のコロッケ、フライなど)」を温めることや「専用レシピで手づくりしたもの(冷蔵・冷凍のもの。揚げる前のから揚げなど)」を揚げることは可能だったとのこと。
しかし「未加熱品(揚げる前)の冷凍フライ」を揚げることができなかったのが、今回初めて可能になったということなのです。
「パン粉のついている冷凍フライを揚げることは今までの製品では対応しておらず、開発中は、形が崩れたり焦げてしまったりと失敗ばかりでした。初めて冷凍コロッケがうまく揚がったときは涙が出るほどうれしかった」という開発担当者の方のお話に思わずこちらもうるうる…。
ちなみに調理は、レンジトレイに並べて、ハケやスプレーで油をつけ、専用アプリでスキャンしておまかせ調理…という流れ。なんというハイテク!
気になるお味は?お値段は?
開発担当者の方のお話を聞きながら、試食のコロッケと豚汁をいただくことに。
まずコロッケですが、きれいな揚げ目? がついていて、一部が冷たいということもなさそうです。
ひと口目を食べてびっくり! これがザックザク! 衣がしなっとしていることもなく、もちろん中もホクホク。
これは紛れもなく「揚げ物」です。
「揚げ物」をつくるのに、油で揚げる必要がなくなる時代が来ている、ということに驚きを隠せません。
そして、もう1品の「豚汁」もビストロ新製品の新機能「ワンボウルスープ」で調理されたもの。
鍋やフライパンを使わず、耐熱ボウルに具材や調味料を入れてレンチンするだけで、スープづくりが完結するという機能。
こちらも食べてみると、ニンジンや大根といった根菜もやわらかく味がしみ込んでいて、とってもおいしかったです。
この「ワンボウルスープ」機能も冷凍食材に対応可能。好きな冷凍野菜を放り込んで、お水や調味料をくわえるだけで1品完成してしまうということで、忙しい日々の強い味方になりそうです。
気になるお値段ですが、公式オンラインストアでは158400円(税込)。正直値は張りますが、日々のタイパに一役買ってくれそうな製品だと思いました。
以上、パナソニック「冷凍食品とおいしい暮らし 体験セッション」の潜入レポをお届けしました。日々の生活の強い味方、冷凍食品と電子レンジのこれからに期待大です!
取材協力:パナソニック