逆に考えれば新人扱いもお得

商売といえば、「お客さまは神様です」という言葉がかつてありました。今はすっかり労働者の方が優位であり、立場が逆転です。お客さんより労働人口が減ってしまったからだそうです。前置きが長くなりましたが、生活ができているのに、さらに新たな仕事をするあなたは、ゆえにとても貴重な存在です。

そして、ある程度の地位はありながら、あえてパートも始める、というのは特権です。同じ会社の中でパート異動を命じられたわけではなく、なんといっても自分の意思での選択です。

もちろん若者から「これ早くやって」などと命令調でこられれば、ムッとくるでしょう。けれどそれでも、あなたには余裕があると思うのです。我慢のようでいて我慢するモノマネでいられるはずです。

自分の意思という有利性と自負を忘れないでください。ついでに、年寄り扱いでなく新人扱いされる場所など、今後はなかなかないです。どうせならパートの仕事も、お金のための義務としてではなく、生まれ変わっての冒険者となったつもりで、積極的に道をきり開いてみてください。そっちの方がきっと楽しいですよ。

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