昨年発売した料理本が大人気の美容家・神崎 恵さん。おいしさはもちろん、センスのいい盛りつけにも注目が集まっています。今回、自分も家族も笑顔になるために、どんなに忙しくても“ひと手間”を欠かさないという神崎さん流の「ラクしてそそる」料理のコツを紹介。神崎家の大定番「ポテトグラタン」のレシピも公開!

ポテトグラタンを皿によそう様子
神崎恵さんの「そそるおかず」をご紹介!写真は「生クリームだけでつくれるポテトグラタン」
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ちょっとした工夫で子どもたちの食べるスピードが変わる

フライパンで肉を焼きながら微笑む神崎恵さん

24歳、20歳、9歳の3兄弟の母でもある神崎さん。SNSにアップする日々の料理は、ごく普通の家庭料理でありながらどこか新鮮。目で見て楽しく、食欲を刺激するごちそう感が感じられます。

両手鍋を持って微笑む神崎恵さん

「じつは私、それほど料理が好きではないので、毎日の料理づくりのベースは“面倒くさい”なんです(笑)。そんな私を助けてくれるのが、見た目の力。器や彩り、盛りつけ方にちょっと気を配るだけで簡単な料理もグッとおいしそうに見えるから、そのひと手間は必ずかけるようにしています」(神崎さん、以下同)

カッティングボードでレモンを切る様子

どんなに忙しくても“ひと手間”を欠かさないのは、その何倍ものおいしさと満足感が得られるからだと、神崎さんは言います。

「やるのとやらないのとでは、子どもたちの食べるスピードが全然違うんです。その姿を見ているだけで報われるし、達成感も感じられる。それに盛りつけを工夫すると自分自身も楽しく、気分転換にもなるんです。家族の『おいしい!』はもちろん大切だけど、料理は毎日のこと。つくる側の達成感やちょっとしたワクワクも、気持ちをラクにするという点で大切なんじゃないかなと感じています」