年齢とともに体力や体調はゆらいでくるもの。いつまでも元気な体でいるためには、暮らし方を柔軟に変えていく必要があります。そこで、50代夫婦ふたり暮らしでミニマリストのブロガー・本多めぐさんに、50代になってから「健康のためにやめた習慣」を3つ伺いました。
すべての画像を見る(全5枚)1:お菓子をやめて、果物を食べる習慣をつけた
50代は健康面が気になり、太りやすい世代です。私は毎日少量の菓子を楽しんでいたのですが、気づくと体重が増えたり、洋菓子は胃がもたれて食べられなかったり、和菓子で胸やけしたり…。若い頃は平気で食べられたものが、体にこたえてきたのです。
そこで、果物とオイコスなどのちょっといいヨーグルトを合わせていただくことにしました。果物は冷凍だと安くて保存がきくので、冷凍ブルーベリーを大袋で購入していつでも食べられるようにしています。また季節の果物が安ければ、そちらを楽しむことも。間食には無塩のミックスナッツやドライフルーツを楽しんでいます。
●お供え用のお菓子も買いおきしない
仏壇のお供え物としてお菓子を買っていましたが、それも果物に変えてみました。いつもの習慣で「仏壇にお菓子がないと」と考える人も多いかもしれませんが、なにかしらの食べ物があればいいと私は思います。
仏壇のお供え物も結局食べてしまうもの。果物などに置き換えて、家のなかにお菓子をおかない工夫として取り入れてみてはいかがでしょう。
2:お酒をやめた。ノンアルでも満足感は変わらない
月に数回、夫と夕食後にお酒を飲んでいました。アルコール分3%のチューハイ350mLを半分ずつという少量ですが。私はお酒に弱い体質で、飲んだあとは体がだるくなって食後の食器を片付ける気がなくなります。
そのため、気分を変えてノンアルコールドリンクを買ってみました。試しに飲んでみると、最近のノンアルコールドリンクはおいしいじゃないですか! 今までただのジュースだと思っていたのですが、絶妙に甘さをひかえたお酒に近い風味がおいしい! 「晩酌はもうこれで十分だわ~」となりました。
●欲しいのはアルコールではなく「ちょっとよい気分になること」だった
そもそも、自分の欲しいものはアルコール分ではなく「ちょっとよい気分になること」なんです。非日常感を味わえればそれでOK。そして、若干ですがお酒よりノンアルコールのほうが安いので節約にもなります。安くてウマいは最高です!